広島市西区古江新町にイタリア料理とワインのお店「gruta(グルタ)」が12月3日にオープンしました。
ホテルレストランで12年腕を磨き、イタリアで1年経験を積んだ鶴田直也オーナーシェフが、本場の味をカジュアルに楽しむことのできる料理を振る舞います。
オススメは自家製パンチェッタが大人の味を醸すカルボナーラ
前菜、パスタ、ドルチェの中から食べたいものを選ぶランチ。前菜だけ、パスタだけ、ドルチェだけの注文もできます。
パスタは3種類が日替わりで登場。オススメは、「自家製パンチェッタのカルボナーラスパゲッティ」です。
鶴田シェフが、学生のころから好きでイタリアンシェフを目指すきっかけとなったのがカルボナーラ。
grutaのカルボナーラは、豚バラ肉に塩とハーブを塗り込み水分を飛ばし、1〜2週間干して乾燥させた自家製パンチェッタがアクセント。塩分は抑えめにしているので、そのまま食べても美味しいそう。
肉の旨みが引き出されたパンチェッタは口に含むと、ハーブの香りが鼻に抜けます。1.9mmの太めのパスタがもちもちしてソースに良く絡み、濃厚。コショウがピリリッと利いて、“大人の味”のカルボナーラです。
ランチの前菜メニューは、「イタリア産ブラータとカラートマト」(2,000円)、「24ヶ月熟成パルマ産生ハムと広島産柿」(1,500円)、「アンティパストミスト(前菜盛り合わせ)」(1人前1,200円)(※2021年12月21日時点)。
イタリア産ブラータは、生クリームとモッツァレラチーズを混ぜ合わせ、袋状のモッツァレラチーズの中に閉じ込めたもの。鶴田シェフは「冷凍だと味や風味が違ってくる」と言い、イタリアから冷蔵状態で、空輸で運ばれるものを仕入れています。
目指すのは、人々が気軽に訪れる場所
ディナーは現在(2021年12月)、7品を楽しむ5,500円のメニューのみ。「コースというほど堅苦しくしたくない」と話す鶴田シェフは、「gruta」を人々が気軽に集う大衆食堂のような場所にしたいそうです。
カウンター席を8席設けたのは、来店した人が美味しい料理とワインを味わいながら、鶴田シェフとざっくばらんに会話できるようにするため。鶴田シェフが「この料理に合うワインは・・・」と、厳選したワインの中からセレクトしつつ、和気あいあいと。
「フラッと入って来れるような軽い気持ちで来店していただけるお店にしたいし、記念日にも利用してほしいですね」と話す鶴田シェフ。
料理人として積んだ経験に芯の通った自信を感じさせながらも、圧迫感のないやわらかい人柄。料理はもちろん、鶴田シェフの人柄にも、ぜひ触れてみてください。
gruta(グルタ) |
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住所 |
広島市西区古江新町6-4(Googleマップ) |
電話 |
082-275-6330 |
営業時間 |
昼 12:00〜14:00 |
定休日 |
日曜日、第1、3月曜日 |
駐車場 |
店舗前に2台 |
決済方法 |
現金、クレジットカード、PayPay |
※文中の価格は税込。
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