来年3月完成予定!廿日市市の子育ておでかけマップ制作が進む

子育て中の母親や若い女性が活躍できる機会を提供する任意団体Firste(ファステ)が、廿日市市の「子育ておでかけマップ」作りに取り組んでいる。子育て施設や公園、病院など母親目線で集めた情報を基に、同市への移住者向けに地図を制作。7月19日には山崎本社みんなのあいプラザに、未就学児がいる母親たち約10人が集まり、それぞれが集めたスポットや町の魅力を出し合った。マップは来年3月の完成予定。
同マップは、廿日市市を廿日市、佐伯、大野、宮島、吉和の5つのエリアに分け、各地域のお出掛けスポットなどまとめる。メンバーは自宅近隣を中心に、子育て中に出掛けたスポットとそこでのエピソードを書いた付箋を模造紙に貼っていき、「そんな施設があったんだ」「ここの先生、良かったよ」など情報交換に花を咲かせていた。
廿日市市は、中国地方の中でも「住みやすいまち」ランキングが上位という。しかし、同団体の光井祐子代表は「どれだけ住みやすいまちでも、人とのつながりがなければ住みにくい」と、かつて呉市から廿日市市に転居した自身の経験を話す。「ご主人の転勤などで移住してきたお母さんの不安を解消したい」と、母親が地域から孤立しないようマップ作りを企画した。
マップを制作する母親たちにとっても、交流が新たな人脈を生んだり育児中の息抜きになったり。地域に貢献する機会にもなり、孤独感の解消にもつながっているという。メンバーの一人、高田泉さん(40)は「初めて会うメンバーばかりだが、いろいろな情報を交換できて楽しい」と笑顔を見せていた。
「子育ておでかけマップ」は、キリン福祉財団「令和3年度キリン・地域のちから応援事業」の助成を受けて制作する