2023年4月に開校した精華学園高等学校宮島校(廿日市市大野中央)スポーツコーステニス部門の1年生4人、2年生1人が、令和5年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に広島県代表として出場します。
初出場した広島県高校総体では、男子団体決勝で広島国際学院高校を破り初優勝。また、シングルスは大下遥希(1年)が、ダブルスでも大下と岩井惺(1年)が頂点に立ちました。
学校の授業でのほぼ毎日三時間の練習に加え、下校後は各々所属するテニススクールで汗を流すメンバー。全国という大舞台を前に、意気込みを聞きました。
主将:渡邉 咲玖(1年、広島市立大塚中出身)
広島県高校総体では全員初めての出場だったので、チャレンジャー精神で臨んだ。優勝できたときはうれしかった。インターハイでは、自分たちのできることをしっかりやって、1回戦、2回戦と勝ち進んでいきたい。
大下 遥希(1年、広島市立戸山中出身)
強みは、競った場面でのねばり強さ。インターハイでは全国の3年生にどこまで通用するか、プレッシャーよりも楽しみな気持ちが大きい。将来は、世界で活躍できるプレーヤーになりたい。
山﨑 光(1年、広島市立井口中出身)
入学前から今年のインターハイに行こうと決めていたから、出場できてうれしい。試合ではチームに流れを持ってくる活躍をしたい。強みは後ろで粘って「行ける!」というところで前に入ったり、相手のプレーを読んだりすること。
岩井 惺(1年、廿日市市立七尾中出身)
今の課題は、相手の時間を奪って打つショットの精度を上げて、相手のミスを待つのではなく自分からポイントを取れるようにしたい。二年後、広島県を主会場とするインターハイでの団体優勝を目標にしているが、今年もベスト4を狙っていきたい。
鳥越 宥杜(2年、広島市立祇園中出身)
広島県高校総体で団体優勝が決まったときは、きついトレーニングが報われてうれしかった。ネット際のボールの反応が得意なので、フィジカルをいかしたプレーをするためにも体力をつけることが課題。
精華学園高等学校宮島校の副校舎長でもある平井隆大総監督は「1年生メンバーがインターハイを経験できるのは貴重な財産になる。1つでも多く勝ち、自分たちの力を試したい」と、期待を込めていました。
同校のスポーツコースはテニス部門のほかに、eスポーツ部門も設置。各スポーツに打ち込める専門性の高いカリキュラムが組まれ、世界へ挑戦する人材を育みます。来年度からは、新たにバレエ部門、ゴルフ部門、フットボール部門が加わる予定です。
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