年間を通して果物狩りを楽しめる平田観光農園（三次市）が2023年5月、5〜12歳を対象とした食育教室「くだもんがっこう」を設立しました。

季節の果物に関する講義や実験、畑で観察と収穫体験を通して、農園スタッフが果物の魅力や秘密を紹介。

参加は予約制で、公式サイトで申し込みを受け付けています。

実施日は、9月と10月以外の毎週土日祝。1回60分間で、定員80人。7月はモモ、8月はブドウなど、季節によって教材となる果物が変わります。

参加者は最初の40分間、果物の歴史、栽培方法、種類数、含有栄養素のほか、甘みが強い実の選び方といった豆知識などをスクリーンを見ながら学習。

その後、実際に果物が育っている場所へ移動し、学んだことを目で見て確認します。

料金は1人1,210円（1パックの果物お土産付き）。

平田観光農園は、年間150品種の果物を栽培する観光果樹園。家族連れが多く訪れる中、自然と触れ合う子どもたちに有意義な時間を提供したいと考え、くだもんがっこうをスタートしました。

食べて「おいしい」と思うだけでなく、その果物について知ることで味わいの深さが変わります。平田観光農園は「あなたの知らない果物の世界を覗いてみて。たくさんの果物たちと待っています」と、来園を誘っています。

※写真は全て、平田観光農園提供。
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