
ライター/光井 祐子
はつかいち市民図書館(廿日市市下平良)は4月、乳幼児向けの「はじめて絵本コーナー」に、育児関連の本など置く「子育て支援コーナーすくすく」を設けました。企画した司書の安達紀子さんは「育児に役立つ大人向けの本を、絵本コーナーの近くに置いて手に取りやすくした」と、未就学児とその保護者の来館を待っています。
子どものそばで本を選べる

はじめて絵本コーナーはこれまで、主に乳幼児を対象とした絵本のみ並べていましたが、本棚の一角に子育てのヒントにつながる育児書や地域の子育て支援関連のチラシなど取りそろえました。


図書館ではこれまで、保護者が乳幼児と一緒に来館した場合、本をゆっくり選びにくい状況が課題だったそうです。「子育て支援コーナすくすく」を新設し、靴を脱いでくつろげるスペースで保護者が子どものそばにいながら、大人向けの本を読むことができるようにしました。新刊を含め約80冊を随時入れ替えています。
子どものための読書席や子ども用の椅子も


はじめて絵本コーナーの隣のソファを子どものための読書席に変更したり、背もたれカバーに絵柄がある子ども用の閲覧席も5席用意したり、子どもと一緒に過ごしやすいよう工夫しています。

はつかいち市民図書館は毎月第1、第3金曜日の10時30分と11時は「ちいさいこのためのおはなし会」を開催。各回5組(2023年4月時点)で、受付は開始20分前からカウンターで整理券を配布しています。
司書の安達さんは「おはなし会では、子どもを持つ保護者と交流が持てる。絵本やわらべ歌でゆったり楽しい雰囲気に包まれている」と参加を勧めています。
また、同日10時〜12時は「赤ちゃんタイム」を実施。子どもが泣いたりぐずったりしても、保護者が周囲に気兼ねなく図書館を利用できる時間帯を設けています。
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