一般社団法人日本自動車連盟広島支部(以下、JAF広島)と広島電鉄㈱(中区東千田町)が7月30日(土)11時〜15時、KOI PLACE芝生広場(西区己斐本町)で初の連携イベント「交通安全フェア(JAF広島×広島電鉄)」を開催します。自動車と路面電車の接触事故を防ごうと、来場者への啓発リーフレットの配布やアンケート収集を共同で実施。子どもも交通安全を楽しく学ぶことができるよう「子ども安全免許証」の発行や電車クイズを企画。アンケートやクイズに参加した人には、先着でプレゼントも用意します。
両者は、リーフレットや電車クイズなどを通して路面電車の走行特性を周知するとともに、軌道がある道路を走行する際の注意やドライバーの安全確認などを呼び掛けます。運転免許証を模した顔写真入りの「子ども安全免許証」は、発行前に子どもの年齢に合った交通安全クイズを出題。楽しみながら交通安全を考える機会になりますね。
広島電鉄㈱によると、2021年度の路面電車と自動車等(二輪車、歩行者も含む)との交通事故件数は39件発生。そのうち、自動車の右後ろ不確認による事故(※)は29件だったそう。広島電鉄㈱の広報は「運転に慣れていない人や県外からのドライバーは、軌道のある道路の走行は難しい。路面電車の運転士が十分注意して走行することはもちろん、ドライバーにも路面電車の走行特性を知っていただくことで事故防止につなげたい」と話していました。
(※) 状況としては、路面電車と同じ方向に並走または右折待ち状態の自動車が、後方から来る路面電車に気付かず、軌道敷内に進入し、電車と接触する事故。
交通安全フェア(JAF広島×広島電鉄) |
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日時 |
2022年7月30日(土)11:00〜15:00 |
場所 |
KOI PLACE芝生広場(Googleマップ) |
備考 |
※新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、イベントの内容変更または中止の可能性がある。 |
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