広島市西区井口明神の住宅街の中に、2021年3月オープンした雑貨店「人と器(ヒトトキ)」。沖縄県で作られている伝統ある器・やちむんや琉球ガラスのグラスなどを取り扱うセレクトショップです。
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「古いけど新しい」。魅力が詰まったやちむん
「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼き物のこと。「人と器」の店内には、横田屋窯(ゆくたやがま)や茂生窯(しげおがま)など、店主の山﨑静代さんが現地・沖縄県の工房や専門店を巡り、作り手と交渉を重ね仕入れた器が並びます。
さまざまなサイズのお皿、マグカップのほか、料理を盛ったりコップとして使ったりできる蕎麦猪口、急須など多種多様。器の色付けも独特です。
厚みのあるお皿は両手で持ったときのフィット感が良く、手作りの温もりを感じます。山﨑店主は「やちむんは、すごく昔から作られてきた伝統のある器。だけど、今の時代でも新鮮に感じます。乗せたお料理が映えるのも魅力」と、目を細めます。
一翠窯(いっすいがま)は彩り豊か。ポップなデザインがかわいいですね。
南国のたたずまい。琉球ガラスの食器
窓から入る光に照らされ、キラキラと輝く琉球ガラスの食器。「お店で取り扱う琉球ガラスは、飲み終わった泡盛の瓶などで作られた再生ガラスです。一般的なグラスより厚みがあります」。琉球ガラス特有の気泡や色味が美しいですね。
やちむん同様、琉球ガラスのグラスも一つ一つに違いがあり、手作りの温もりを感じます。
「お子さんが2歳のころから琉球ガラスのコップを使わせているお客様もいます。お子さんは大人になった今でも琉球ガラスを愛用しているそう。厚みがあるので丈夫なところも魅力です」。
十年前の旅行がきっかけでやむちんのとりこに
山﨑店主がやちむんのとりこになったきっかけは、十年前の沖縄旅行。ホテルで一目惚れしたやちむんを買って帰ってから、その魅力にはまり、少しずつ集めるようになったそうです。いつしか自分でお店を持つ気持ちが芽生え、やちむんの作家にダイレクトメールを送ったり、沖縄県の工房を訪れたりして仕入れ交渉を始めました。
オープンから一年、好きなものに囲まれた山﨑店主の笑顔と時間がゆっくり流れるお店の雰囲気は、買い物に来た人に安らぎを与えます。「沖縄の器のやちむんの良さをもっとたくさんの人に知ってほしい。お客様が、しんどいなと思うときでもやちむんに料理を盛って食べる時間が楽しいものになったらうれしいですね」。
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※会計時に、この画面をスタッフにご提示ください。
※クーポン有効期限:2022年5月31日(火)まで。
人と器(ヒトトキ) |
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住所 |
広島市西区井口明神3-16-6 1階(Googleマップ) |
電話 |
080-6938-8260 |
営業時間 |
10:00〜16:00 |
定休日 |
水曜、木曜(仕入れなどで不定休あり) |
駐車場 |
あり |
※文中の価格は税込です。
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