サンフレここだけ話 vol.6
広島市佐伯区出身でサンフレッチェ広島の広報として活躍する浜田晃(はまだ こう)さん。
当ページは、浜田さんがサッカーの広報を通して感じたスポーツや地域の魅力を、自由に楽しく真剣に紹介するコラムです。
サンフレチームのウラ側もちょっぴり登場するかも!?
初回のコラムはこちら↓
創立三十周年を記念。感動のコンセプトムービー
先月の記事では、今回はスポンサーセールスについてお話しする予定としておりましたが、ちょうど2月1日にクラブとしてホットな話題がありましたので、ここで紹介させてください。
2022年4月23日、サンフレッチェ広島はクラブ創立三十周年を迎えます。Jリーグが開幕したのが、1993年。その一年前の1992年にクラブは誕生しました。私自身、当時は2歳で、当然のことながらクラブ初期のことはほぼ記憶にありません。私が物心ついたときには当たり前のようにサンフレッチェ広島があり、ホームゲームには、ほぼ毎週スタジアムに足を運んでいたと記憶しています。
三十年も前からクラブが存続し、紆余曲折がありながらも日本最高峰のリーグで戦い続けているという歴史を知ると、感慨深い気持ちになります。
そんなサンフレッチェ広島が三十周年を迎える今年、クラブスタッフとして働いていることも不思議ですし、ここ数日は三十周年事業や、2022シーズン推進事業の発表でバタバタとした日々を送っていました。
さて、先に述べた今年展開していく事業について少し共有できればと考えているのですが、本題に入る前にまずはこの動画を見ていただきたいです。約三分弱の動画です。
《【サンフレッチェ広島】クラブ創立30周年記念コンセプトムービー》
いかがでしたか?
私はこの動画を初めて見た際、鳥肌が立ちました。そして、風間八宏さんのゴールからはじまり、久保竜彦さんの『勉強頑張ってください』があり、2012年からの優勝や、森崎兄弟の引退など、さまざまな出来事がフラッシュバックするように目に飛び込んできます。
改めて、これだけの出来事をこのクラブは創り出してきて、そしてこれからも創っていかなければならないという気持ちにさせてくれる動画でした。
感謝を伝えたい。広島全域でのイベント活動を企画
それでは、ここからが本題です。
三十周年を迎えるクラブのコンセプトは日頃から支えてくださっている皆さまに対する『感謝』です。
これまでクラブを続けてこられたのは間違いなく、クラブを支えてくださっている全ての方々のおかげです。だからこそ、三十年という節目に改めて感謝を伝えつつ、今年クラブが実施しようとしていることは広島県内全域を笑顔にする取り組みです。
具体的には、30市町(22市町(広島市を除いた)+広島市の8区)での活動(シティプロモーション動画の制作など)を展開し、スタジアムでも30市町の方々と共に作るイベントを実施します。
記念グッズも広島の地元の企業様とコラボした商品を展開する予定です。これまでの周年では我々クラブの記念グッズを出していましたが、今年は地元企業とコラボすることで広島の魅力を発信したいと考えています。
そのほかにもまだ発表できないこともあり、今はこれくらいに留めておきますが、今年実施するのは一見すると、「大したことない」「当たり前の今までやってきたことをやっているだけはないのか?」と思われるかもしれません。ただ、個人的には「クラブが広島にある価値は何か?」と考えたとき、しっかりと地に足のついた活動をすることが大切だと思っています。
そういった地道な活動を積み重ねていった先に、夢と感動を多くの方々と共有できるクラブになるはずと信じています。2月19日(土)、ホーム・エディオンスタジアム広島で開幕を迎えるJリーグをぜひ、楽しんでください。
また、西広島タイムス読者の皆さんに身近な情報として、今年は西区出身の野津田岳人選手が期限付き移籍からサンフレッチェ広島に戻ってきました。背番号7の左足にぜひ注目してください!
『30周年記念事業』及び『2022シーズン推進事業』リリース
前回のコラムはこちら↓
1990年生まれ。佐伯区の彩ヶ丘小学校→三和中学校から、広島皆実高校へ進学。高校3年のとき、全国高校サッカー選手権大会で優勝した経歴を持つ。二年前、大手企業からサンフレッチェ広島へ転職し、広報に従事。チームのPR活動はもちろん、サッカーを通じて地域貢献活動にも尽力する。
※サンフレッチェ広島広報”ハマコー”こと浜田晃さんの「サンフレここだけ話」は、”サンフレッチェ”の名にちなみ、毎月「3(サン)日」に配信します。次回は、3月3日です!お楽しみに!