歯科コラムvol.4 子どもの歯が生え変わる時期に大切なこと

子どもの歯である乳歯は、ある時期を迎えると大人の歯である永久歯へと生え変わっていきます。一般的には6歳〜12歳が生え変わりの時期で、この時期に永久歯の歯並びがほぼ決まってしまいますので、子どもの成長の中で非常に大切な時期と言えます。この重要な時期に注意して欲しいポイントを2つほど紹介します。
①乳歯の虫歯に注意!
乳歯の下には永久歯の種のようなものが存在していて、乳歯が虫歯になったり根っこの病気になったりすると、永久歯の成長を妨げ、変色や形の不整を招くことがあります。
また、生えたばかりの永久歯は比較的弱く、周りの乳歯が虫歯にかかっていると、生えたばかりの永久歯が虫歯にかかるリスクは高くなります。
さらに、虫歯のために乳歯が早い段階で失われてしまうと、両隣の歯が抜けた部分に倒れ込んできて、永久歯が生え変わるための十分なスペースを得られなくなってしまうことがあります。
②歯並びに注意!

永久歯は乳歯と比べて、大きさや形、生えてくる本数も違っています。そのため、乳歯の時期は歯並びが問題ないように見えても、永久歯が生えてくると急に歯並びが悪くなったように感じることがよくあります。
歯並びの乱れは早期に改善をすることが賢明です。乳歯がなかなか抜けない・生え変わりが左右対称でないなど、気になることがある場合、長期に放置しないようにしましょう。
また、指しゃぶりや舌を前に突き出すような習慣は歯並びを著しく悪くすることがあるため、そちらにも注意が必要です。
とはいえ、一般の方では判断がつかないこともたくさんあると思います。乳歯が永久歯に生え変わる時期には、特に気になることがなくても定期的に歯科医院を受診し、お口のチェックを受けることをおすすめします。
にしだ歯科クリニック
院長 西田 一志
廿日市市平良山手11-8 ザ・レジデンス廿日市駅前1F