廿日市市で7日から大規集団模接種開始 前日にスタッフ集まり流れ確認
廿日市市が8月7日(土)から始める大規模集団接種に向け6日、スタッフ説明会を会場となるグローバルリゾート総合スポーツセンターサンチェリーで開いた。市職員や運営スタッフなど約80人が参加。誘導や受付など当日の流れを確認し、スムーズな接種に向け備えた。
同市は、7日から15歳〜59歳のワクチン接種を開始。同センターでは、毎週土・日曜日を接種会場にする。高齢者も含め、一日1000人規模で受け入れ、医療関係者や市職員、運営スタッフなど約90人で対応する。広島生活習慣病・大野がん健診センターでも10日(火)から接種を開始する。
説明会では、受付から待機、案内、問診、接種、接種後の経過観察まで、来場者の流れを確認。それぞれ担当に分かれ、役割を把握した。
松本太郎市長は「ワクチン供給の見通しが立たず市民への接種券の送付延期や接種予約の一時停止など困惑させたことをお詫びしたい。医療関係者やみなさんの協力により、7日からスタートが切れることに大変感謝している。ワクチンの供給量が増えた場合には、日程の延長や規模拡大など柔軟に対応するために、ご協力をお願いしたい」と参加者に伝えた。
同市によると、同センターでの接種予約は、すでに9月12日(日)までの十二日間と、9月18日・10月9日の二日間が埋まっているという。