広島市佐伯区にあるユニークな名前の「コイン通り商店街」。日本に三つしかない造幣局に面した1・5キロの道と周辺地域にある加盟店約150店舗の、西広島地区で最大級の商店街です。飲食も遊びも楽しめる、コイン通りを紹介します。
この記事は西広島タイムス2024年9月号を再編集したものです。
コイン通りの歴史

コイン通りの開通は昭和15〜16年頃。造幣局の誘致活動に伴い、道幅を拡幅すると、商店も増え人が集まってきました。昭和52年に「五日市中央通り商店会」が結成され、平成2年に「コイン通り商店街振興組合」に移行。
平成19年に、「金持神に会える街プロジェクト」が立ち上がり、石像モニュメントが街道に設置されました。
金持稲荷大社

コイン通り南部の雑居ビル屋上に「金持稲荷大社」があります。
小さな社ですが、京都の伏見稲荷大社から分霊し、2001年に建立されたという由緒正しい神社です。
社近くの掲示板には、全国から送られてきた懸賞や宝くじの当選報告が貼ってあり、人気が伺えます。ビル1階にある「酒屋センター」の経営者家族が宮司を務めており、そこでオリジナルの開運グッズや「金持酒」を買うことが出来ます。


秋夜市と桜祭り
コイン通り商店街振興のお祭りといえば、「秋夜市」と「さくら祭り」。


秋夜市は、例年、各店舗が露店を展開し、通りのいたるところに弾き語りや和太鼓、大道芸などのパフォーマーが出現します。
イベント会場の「中央第一公園」には地元のダンスグループなどが出演するステージが設置され、「ゆかたコンテスト」や「腕相撲大会」、うちわで景品が当たる「パタパタ抽選会」などが開催されるのが恒例となっています。コイン通り全体がお祭りの会場となる、歩いて楽しいお祭り。
午後8時20分頃からは、花火も上がります。※2026年度はまだ未定。例年の情報です。

コイン通りの桜祭りといえば、五日市商工会が開いている「盛春桜花さくらまつり」と、コイン通りの事業者などが行っている「さえき桜まつり 桜マルシェ」の二つがあります。どちらも、造幣局の一般公開「花のまわりみち」に合わせた土日に開催されています。2026年は4月11・12日に開催され、多くの人が集まりました。
造幣局
造幣局広島支局が現在地にできたのは昭和21年。
日本に三つしかない造幣局の一つであり、硬貨や勲章、メダルを製造しています。
事前申込制で工場見学も受け付けています。また、申し込まなくても、展示室や店舗「ミントショップ」には入場できます。
工場見学は、高温の火を使ってお金を作る様子を、実際に熱さを感じながら見ることができます。いつも使っているお金が、どうやってできているかを見る貴重な体験です。興味があればぜひ。

