
広島市佐伯区にある「広島市植物公園」では、6月29日まで「アジサイウイーク」を開催しています。
この期間は、鉢植えも含め約250品種、3750株のアジサイを展示。アジサイに関するイベントも開催しています。雨の似合う、梅雨時期のアジサイを見に行きませんか?
アジサイの花ってどれ?
同園の職員にアジサイの解説をしていただいたのですが、それによると、実はアジサイで目立つものはいわゆる「花」ではなく、「ガク」であることが多いそう。

上のアジサイはわかりやすいですが、三つの花びらに見えるものが「ガク」で、中央のツンツンとした部分がオシベやメシベのある「花」の部分。「ガク」の部分がきれいであることから、人間による品種改良で、ガクの多いアジサイが生まれていったそうです。

この白とピンクのアジサイはガクが多く、「花」の部分がほとんど見えません。真ん中にある小さいポチッとしたものが、「花」の痕跡です。
ほかにも、日本で生まれたものから、海外で改良されたものまで、多数のアジサイが見頃を迎えています。



また園内にはフォトスポットもあります。アジサイ柄の傘も使って、自由に撮ることができます。

ハナショウブは週末まで

また、同じく梅雨の植物、ハナショウブも週末まで見頃です。
ハナショウブは、江戸時代に日本で品種改良が重ねられ、非常に多くの種類が生み出されました。植物公園では、115品種1600株のハナショウブを見ることができます。
関係イベント
◯ハナショウブとアジサイのガイド
6月29日までの土曜・日曜日の13:30〜15:20、日本庭園でボランティアガイドによる解説を行います。
◯「魅惑のアジサイ」
6月24日(火)、11:00から、日本庭園〜うらら池周辺で、植物園職員によるアジサイの解説を行います。集合場所は展示資料室1階ロビー。※先着40人程度
広島市植物公園 | |
住所 | 広島市佐伯区倉重三丁目495番地 |
営業時間 | 午前9時から午後4時30分 (入園は午後4時まで) ※毎週金曜休園(祝日の場合は開園) |
問い合わせ | 082-922-3600 |
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