廿日市市の宮島町と宮島口を結ぶフェリーが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による利用者の減少を受けて減便します。宮島松大汽船(廿日市市宮島町)は1月29日(土)から、JR西日本宮島フェリー(廿日市市宮島口)は2月1日(火)からの対応で、2社とも減便の期間は「当面の間」としています。
宮島松大汽船は、通常15分間隔の旅客便を30分間隔に減便しますが、人も乗船できるカーフェリーと交互に発着させることで15分間隔を維持します。
例えば、宮島口桟橋発の午前8時台の時刻表は、
カーフェリー → 午前8時発
旅客便 → 午前8時15分発
カーフェリー → 午前8時30分発
旅客便 → 午前8時45分発
となります。
通常、上記の便は全て旅客便で、カーフェリーは独自の時刻表に基づき運行していました。
宮島口桟橋のカーフェリー乗り場と旅客便乗り場は、異なる場所にあるので乗船する際は注意が必要です。
宮島桟橋発も旅客便ダイヤが30分間隔になりますが、旅客便出港の15分後にカーフェリーが出港します。
JR西日本宮島フェリーの旅客便は、宮島口桟橋発、宮島桟橋発それぞれ下記の時間帯で、通常15分間隔を30分間隔で運行します。
《30分間隔運行》
宮島口桟橋発 → 午前9時40分から午後6時45分まで
宮島桟橋発 → 午前9時55分から午後7時まで
JR西日本宮島フェリーの臨時ダイヤはこちらから確認できます。
減便について2社とも、「利用者減少の影響と、社員の感染リスクを低減し運行を維持するため」と話し、利用者の理解と協力を呼び掛けています。