地元民しか知らないかも!?心霊?怪奇?謎に包まれた伝説のスポット

人智では計り知れないできごと=ミステリー。真相が謎に包まれた西広島エリアのミステリースポットは、近づくだけで背筋が凍るかも?各所に残るさまざまな言い伝えを、信じるか信じないかはあなた次第・・・。
七尋淵(しちじんぶち)【廿日市市玖島】


廿日市市玖島の大峰山登山口付近で、看板には「エンコウ(河童)伝説の地」。玖島川の水深10m以上あったという場所に、昔、若いエンコウが住んでいて、特にいたずらをしていた様子はなく「気優しかった」と残る。しかし、人を川へ引きずり込むという真逆の伝説もあるとか。現在は、水害などで土や石が流れ、七尋(一尋は約1.8m)の深さの青い淵という昔の姿は残っていない。
場所 | 廿日市市玖島の大峰山登山口駐車場付近(Googleマップ) |
重なり岩【廿日市市津田】

石階段を登ると、巨岩が2つ重なり合っている。接地面はわずかで、地震でもあればたちまち崩れてしまいそう。昔、殿様の命令で上の岩を落としたが、翌日には元の位置に戻っていたなど、さまざまな言い伝えがある。「落ちない」岩とということで験を担ぐ受験生もいるそうだ。だれが岩を置いたか築いたか。真相は謎のまま。
場所 | 廿日市市津田(Googleマップ) |
薬師が丘の微笑む埴輪像【広島市佐伯区】

山陽道下にある薬師ケ丘第六公園そばに、突如として現れる埴輪像。真っ白い姿で不思議なほほ笑みを浮かべ静かにたたずんでいる。辺りは人通りが少なく、突如現れる姿に人影と見間違い思わず肝を冷やすことも。以前は台座に立っていたようだが、今はなぜか横に移動して地べたに鎮座している。近くの佐伯運動公園近くには弥生時代の稗畑遺跡がある。遺跡と関係した物か。埴輪の説明文は一切なく、いつ、だれが、どんな目的で置いたのか謎は深まるばかり…。
場所 | 広島市佐伯区の薬師が丘第六公園近くの高架橋の下(地図画像参照) |
微笑む埴輪がある場所(赤印)
折敷畑古戦場跡【廿日市市宮内】

1554(天文23)年6月、毛利氏と陶氏が戦った古戦場跡。毛利元就側が兵3000人を集めた要害桜尾城に対し、陶晴賢側は同城を見下ろす折敷畑山に布陣した。奇襲により毛利側が勝利し、翌55(弘治元)年の厳島の戦いがある。再び奇襲で毛利側が勝利する。戦死者に関するいわれ、夜な夜な白馬に乗った幽霊が出るので里人が弔ったなど、ぞっとする話も残っている。
場所 | 廿日市市宮内の県道30号沿いに入り口がある(Googleマップ) |
己斐峠【広島市西区】

広島西区己斐地区と佐伯区五月が丘地区を結ぶ道路の峠で、広島県内でも有数の心霊スポットとして知られている。かつての旧道は急カーブが多く、事故が起きていることから通称「魔のカーブ」と呼ばれていた。現在は新道ができたが、今でも道端には地蔵が祀られている。己斐峠には7体の地蔵があり、全て見つけると呪われてしまうという噂話もささやかれている。
場所 | 広島市西区己斐上3丁目(Googleマップ) |
魚切ダム【広島市佐伯区】

広島市佐伯区湯来町との境にある、己斐峠と並ぶ有名な心霊スポット。殺人事件があった、女性が投身自殺した、戦時中の遺体処理場が近くにあったなどなど。噂が噂を呼び心霊スポットして名が知られているが、事実は定かではない。
場所 | 広島市佐伯区五日市町998(Googleマップ) |