8月4日(水)に平和創作劇・ミュージカル「I PRAY」公演。4歳の子どもも被爆者演じる
当たり前の生活が原子爆弾によって一変した七十六年前。あの日の様子を子どもたちが熱演する。
8月4日(水)に公演を迎える平和創作劇・ミュージカル「I PRAY 2021」の練習が最終調整に入った。7月31日の練習では、4歳の子どもから大人まで21人の参加者が当日の衣装を着用。原爆が落とされた日のシーンを何度も繰り返し演じ、本番に向け演技力と集中力を高めた。公演は、午後6時半からJMSアステールプラザ(広島市中区加古町)である。YouTube配信もする。
練習中は、木原世宥子(ようこ)総合プロデューサーから「みんなの目線が揃っていない」「この場面は絶対に動かないで」など、演技細部へのチェックが入った。
木原さんは「(きょうは)衣装を着たから、(演技が)今までの練習の中では一番良い。でも、もっともっとやらないといけない」と話した。本番へ向けて妥協はない。
メインキャストの宮本佳穂さん(18)は、小学6年生のときから毎年「I PRAY」のキャストとして舞台に立っている。今回初めて、メインキャストを演じる。「初めての役だけど、観に来てくださった方に平和の願いが通じるよう頑張って演じたい」と意気込んでいた。
当日、開場は午後6時。前売り券は1000円(税込、以下同)、当日券は1500円。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限・入場者確認をする。詳しくはホームページ(http://www.ipray.jp/)で確認を。
Youtubeのライブ配信も、同ホームページから観ることができる。
問合 | 特定非営利活動法人I PRAY事務局 082-909-2822(平日午前10時〜午後5時) |