石内北で7月31日に初の夏祭りで180発の花火彩る
広島市佐伯区石内北地区で7月31日(土)、「こころ石内北夏祭り」が初開催される。祭りに向け6月から地域一帯でヒマワリを育てたり、家の軒先に色とりどりのガーランドを飾っている。当日のフィナーレでは、約180発の花火が漆黒の夜空を彩る。こころ石内北自治会主催。
祭り本番に向け、自治会ではひまわりの種を923世帯に配布し各家庭で育てている。さらに紫やピンクなど色とりどりの紙で作った三角の旗のガーランドを各家の軒先などに飾り付けている。
花火は、午後8時から。石内北1丁目のレイクサイド公園エントランス広場付近が打ち上げ会場。黄金に輝くしだれ桜など約三十分にわたる音と光のショーを繰り広げる。
昨年、新型コロナウイルス感染症の影響で、同地区でも相次いでイベントが中止になった。だが、地元企業から花火の寄付の申し出があり、こころ石内北自治会が地域の人に楽しんでもらおうと、10月に「地域が元気になる花火の打ち上げ会」と題した花火大会を催した。今年は、依然続くコロナ禍で閉塞する中、同自治会が祭り実行委員会を立ち上げ、地域のコミュニティづくり、地域の一体感をつくろうと祭りを企画。自治会費や地元企業の協賛金、区の魅力と活力向上推進事業補助金を活用し催す。
当日、鑑賞する際は、公園などに集まらず、マスクを着用し、人と人との距離を開け密にならないよう呼び掛けている。宴会はしないよう訴えている。
雨天決行、荒天の場合は8月7日(土)同時刻に延期する。
問合は、同自治会木村正信会長☎ 082-577-7372。