保育園で国際交流 食育勉強会も開催 デリカウイング

コンビニエンスストアの弁当やデザートなどの開発・製造などしているデリカウイング㈱(本社=廿日市市宮内工業団地)がつきのひかり国際保育園(同市大野)で6月25日、園児向けの国際交流会を初めて催した。同社のベトナム人と中国人社員ら4人が訪れ、3歳〜5歳の園児約60人にゲームなどで言葉や文化、風習の違いを紹介し、クイズ形式の食育勉強会を開いた。
最初に同社の事業内容やデザートの製造過程などをビデオ上映した。現在、1787人のパートのうち795人が外国人と紹介すると、子どもからは「そんなにいるの」と驚きの声を上がった。

同社のベトナム人社員のグエン・ゴック・ミン・トオンさんと同じく中国人の張浩(チョウ・コウ)さんらが、自国のあいさつや代表的な食べ物など教えた。国の言語を使ったじゃんけんゲームでは、勝った園児が盛り上がっていた。さらに日本と中国の七夕の違いの紹介。短冊に願い事を書き笹竹に飾る日本と違い、中国では現在はバレンタインのように男性と女性がプレゼントを贈るなど風習の違いを学んだ。
続いて食べ物クイズを催し、豆腐の原料やキャベツとレタスの仲間について出題。世界で一番卵を食べている国が日本ではなくメキシコだったことを聞くと、園児は「へぇー」と意外な答えに反応していた。
同社は、中国地域ニュービジネス協議会の女性ビジネスプランコンテスト(SOERU)のサポーター企業として名を連ねている。昨年度のコンテストで、同保育園を設立した社会福祉法人宙の合田里美理事長が特別賞を受賞。交流会は、同保育園と本社が同じ廿日市市のつながりから、地域貢献の一環で催した。

同社の相本泰三常務取締役生産本部長は「こちらも楽しかった。子どもたちがヒアリングができていて驚いた。食が本職なので、会社のプロの料理人が保育園を訪れ給食で国際メニューを提案したり食育にも力を入れたい」と話している。