子どもら秋の味覚植え
秋の収穫に向け苗植え 佐方小児童がイモの苗植え
廿日市市立佐方小学校の2年生約100人が6月11日、イモの苗植えを体験した。同市城内2丁目の畑に約330本の苗を植え、成長を願い収穫を持ち望んだ。
児童らが苗を3本ずつ担当した。畝(うね)に沿って並び、指定された箇所を手で穴掘り。穴に苗を入れ優しく土を被せたり、押し固めたり。広さ約120㎡の畑に「鳴門金時」や「べにはるか」、「種子島紫」「シルクスウィート」の4種類を植え付けた。
収穫は10月前後を予定。作業を終えた藤滝龍馬君は「苗の葉っぱが土に埋まらないように気を付けた。早く大きくなってほしい。イモ掘りが楽しみ」と話していた。
岡本真一郎校長は「野菜を育てることで、生き物の成長を感じ、命を大切に思う心の育みになれば。地域との触れ合いを通じて、支えられていることを感じ取り感謝する心の成長にもつながってほしい」と願っていた。
苗植えは、例年、佐方アイラブ自治会が実施し、児童たちに体験をさせていた。昨年は新型コロナウイルスの影響で昨年と今年は中止した。今年は、同校が授業の一環として主催。PTAの保護者と同自治会が耕作や苗の提供などを通して協力した。
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