〈紙面連動〉
新年度が始まり、疲れがたまっているのを感じませんか。こんなときは、温泉に行って体の芯から緩まりたくなりますよね。西広島エリアには日帰りで楽しめる温泉が点在し、それぞれに違った魅力があります。2026年2月号では、西広島エリアのにある、個性豊かな温泉を紹介しました。ぜひ訪れてお気に入りの温泉を見つけてください。
宮浜温泉(グランドホテル、べにまんさくの湯、かんざき)
宮浜温泉は主に1965年に開湯した温泉街で、「宮島に一番近い温泉郷」として親しまれています。宿泊客向けの旅館・ホテルが立ち並んでいますが、気軽に日帰り温泉を楽しめる施設も3カ所あります。
宮浜グランドホテル

少人数から100名の団体まで宿泊可能な宮浜グランドホテル。なかでも人気の露天風呂「マルミエロテン」は、湯船の水面と瀬戸内海が一体化したように見える開放的な設計が特徴。ロケーション抜群で宮島や瀬戸内が一望できます。
岩造り露天風呂との男女日替わり制のため、女湯か男湯かは事前に公式HPなどで確認してください。また、食事は日帰り利用の場合、予約プランのみの対応で、常に開放されているレストランなどはありません。
ほかにも、「宮浜アドベンチャーズ」という体験型ツアーも実施しています。宮浜温泉近くの経小屋山トレッキングや、宮島・大鳥居クルーズなど宮浜のディープな魅力を体験できるツアーがあります。日帰りでも参加できるので、プラスアルファの体験がしたいなら覗いてみては(要予約)。
宮浜アドベンチャーズの公式HPはこちら。

べにまんさくの湯

べにまんさくの湯は2005年にオープンした日帰り温浴施設で、岩風呂をはじめ泡風呂、ジェット風呂、檜風呂など多彩な露天風呂が揃っています。日中は露天風呂から宮島や瀬戸内の眺望が楽しめ、夜は大竹工場群の灯りが遠くに浮かんで見えるそうです。
2階の食事処では「田舎茶屋わたや」の人気メニューも提供。看板料理は、大きな鶏の足を焼いた「わたやの山賊焼き」。

旅館かんざき

旅館かんざきでは、内湯のみですが日帰り入浴が利用できます。日本庭園を望む落ち着いた浴槽が特徴で、入浴可能時間は午後1時〜8時。予約は不要ですが、繁忙期は宿泊客優先のため利用を断られる場合があります。
湯来ロッジ

1966年に開業した「広島市国民宿舎 湯来ロッジ」は、自然に囲まれた温泉宿。露天風呂の下は川でせせらぎが聞こえ、冬は雪景色が見えることも。内湯・露天ともに加温した源泉を使用し、サウナ横の水風呂は源泉そのままかけ流しという贅沢仕様。湯来生まれの温泉ソムリエ・中曽麻由美さんによると、実は湯来温泉はpH値9・1の「美肌の湯」。10分入浴して、休憩、を3回ほど繰り返し、シャワーで流さずに上がるのがおすすめだそうです。
レストランでは、湯来名物のこんにゃく料理や、地元猟師が捌くイノシシ肉のハンバーグなどの特産品も提供。宿泊者限定ですが、冬は3月ごろまで「イノシシ鍋」も味わえます。

また月に2回程度、市内の神楽団による上演が開催されるほか、隣接の湯来交流体験センターでは、こんにゃく作りやそば打ち、太田川の源流を利用したシャワークライミングやリバーカヤックなど、多彩な体験が可能です(要予約)。
小瀬川温泉

1988年に開業した小瀬川温泉は、羅漢峡(らかんきょう)の渓谷に抱かれた日帰り温泉施設。奇石ひしめく清流・小瀬川が眼前に流れ、春は桜、夏は川遊び、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の変化が堪能できます。

内湯・シャワーともに温泉水を使用。露天風呂はありませんが、屋外に「打たせ水」があります。
ドライサウナも少人数用ですが人気で、源泉かけ流しの水風呂や、交互に楽しむのがおすすめ。
小瀬川温泉は、ラドン含有量が非常に高く、筋肉痛や打ち身への効能が期待されています。
併設の「うどんの里」は、手打ち風もちもち麺のうどんや、地元産ニジマスの唐揚げが名物です。店外には井戸水と温泉水を持ち帰れる水汲み場があり、休日は混み合うことも。家族やグループでほっと一息つける温泉地です。

