〈紙面連動〉
10月から始まったBリーグの新シーズン。西広島のバスケファンにとっては「広島ドラゴンフライズ」がサンプラザを拠点とする最後の年ともあって、記念すべき年となることを願っていると思います。
「西広島タイムス」10月号では、開幕直前にヘッドコーチ・朝山正悟さんへの行ったインタビューと、今季新加入した選手4人の紹介をしました。バスケにふれる機会がなかった方も、この“THE LAST”の年に、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
朝山正悟さんインタビュー

Q.今シーズンの目標はなんですか?
A.明確ですね。優勝。それを目指さないシーズンはないと思います。サンプラザがラストになるので、そこでチャンピオンシップを戦えるよう西地区の1位を目指して、その後も繋げていきます。
Q.新戦力の4選手になにを期待しますか?
A.チームにとって「新しい風」となるように、キャリアの中で積んできたものを存分に発揮してほしい。晴山は持ち前の明るさでチームを引っ張ってくれるでしょう。伊藤は生粋のポイントガードで、バスケットIQの高い選手。勝つために何が必要かをわかっています。クリスはゲームウィナーになれる選手。彼のショットでゲームが決まることもあると思う。コフィには、ゴール下の支配を期待します。去年自分たちが弱かった部分や、課題だったリバウンド面で引っ張ってくれるでしょう。
Q.地元のファンに向けてメッセージがありますか。
A.皆さんに応援してもらったからこそ、今の自分達がある。メッセージが伝わるような試合がしたいです。僕はこのチームで一番古株ですし、サンプラザで観客500人とかの時代も経験しました。サンプラザに対する思い入れは、人何倍も強いです。最後、ファンの皆さんと笑顔で終われるようなシーズンにしたいなと思ってます。
新加入4選手をご紹介!

今季新しく入団した4選手。記者会見での紹介をまとめました。
伊藤達哉選手〈=写真右端〉ポジション:ポイントガード 前所属:琉球ゴールデンキングス
入団の理由は、30歳という年齢を考えた時、自分が成長できる環境と思ったから。1歳〜7歳頃まで広島で育ったので、恩返しの気持ちもある。幼い頃の広島の思い出はお好み焼き。ブースター(ファン)から「たっちゃん」と呼ばれたい。
晴山ケビン選手〈=写真右から2番目〉 ポジション:スモールフォワード 前所属:島根スサノオマジック
外から見たドラフラの印象は「ノリに乗ったら怖いチーム」。個人としての目標はスリーポイント40%以上。最近、広島で「頑張ってください」と声をかけられたが、バレーボール選手と間違えられていた。ブースターからは「ケビン」や学生時代からのあだ名「ビンズ」と呼ばれたい。
クリストファー・スミス選手〈=写真左から2番目〉 ポジション:シューティングガード、スモールフォワード 前所属:千葉ジェッツ
チームは兄弟のような感覚で話しやすく、良い環境。ブースターには「クリス」と呼ばれたい。好きな日本語は日本1年目のときに行ったメイド喫茶での「みゃおみゃお」というフレーズ。
コフィ・コーバーン選手〈=写真左端〉 ポジション:センター 前所属:ソウルサムスンサンダース(韓国KBL)
レベルの高い環境と、選手それぞれに楽しむ心があって、家族のような雰囲気でプレーできるのが素晴らしい。リーダーシップを持って仲間を助けたい。日本の好きな食べ物は「焼肉」で、カルビやタンが好き。ブースターからは「kawaii(かわいい)」または「コフィ」と呼ばれたい。
この4選手は10月18・19日の試合にも出場しています。選手がわかれば、試合がきっと楽しくなるので、ぜひ記事を読んだ後は会場へ行ってみてください。広島ドラゴンフライズの観戦チケット購入は「Bリーグ公式チケット購入サイト」から。※チケットの購入にはB.LEAGUE会員登録(無料)が必要。
ほかにも、アルパーク東棟10Fのクラブハウスや、ホームゲーム会場でも購入できます(当日券は、前日までにチケットが完売の場合、販売しません)。
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