廿日市市対厳山に「シニア猫専門 保護猫カフェShhh…(シー)」が1月16日、オープンしました。
10歳〜16歳の保護猫9匹が、ソファや壁面のキャットウォークなどに寝転んだり座ったりしてのんびり過ごしています。
二岡夏野オーナーによると、同店は猫と過ごすカフェでありながら里親への譲渡も実施。「まずは、シニア猫のゆっくりと落ち着いた雰囲気を感じてほしい」と来店を誘います。
宮島&大野瀬戸の景色を見ながらマイペースなシニア猫と過ごす
カフェ店内は、南側にテーブル席やソファー席、北側にカウンター席があります。猫たちは、ソファやキャットウォークの上で寝ていたり、あくびをしながら店内をゆっくり歩いて移動したり。椅子に座った来店者の膝の上に乗って甘えるなど、さまざまな性格の猫がいます。
天井の高さまである窓からは宮島や大野瀬戸が一望でき、開放的。猫だけじゃなく、景観を楽しめるのも同店の魅力です。
一度に入ることができる人数は、最大2組4人まで。「お客様が猫とゆっくり触れ合うことができるように」と、二岡さんが設定しました。
入店できる年齢は中学生以上。予約優先。
料金は30分間600円〜で、ワンドリンク制
利用料は、30分間600円、一時間1,000円。一時間を超えると、30分ごとに500円。コーヒー、カフェラテ、コーラ、ウーロン茶などから選ぶワンドリンク制(300円〜)です。
「シニア猫だけ譲渡するカフェはほかにはない」
カフェを開く前、広島市の犬猫譲渡センターでボランティアをしていた二岡オーナー。里親がすぐに見つかる子猫とは違い、センターで長く過ごすシニア猫たちを目の当たりにしてきました。
その中で、里親になりたくても「自分が先に亡くなったときのことを思ったら、今から子猫を飼うのは難しい」と諦める人を多く見てきたそうです。
二岡オーナーは「子猫の飼育は難しくても、シニア猫に目を向けてもらえれば譲渡に結びつくのではないか」と考え、同店を立ち上げました。
里親になりたい人が来店を重ねる中で、二岡オーナーが相談を受けたりヒアリングしたりして、猫たちが安心して過ごせる場所を見つけられることを目指しています。
「シニア猫を専門に譲渡するところはほかにないはず。人と触れ合う機会をずっと待っていた猫たちと始めたカフェなので、直接会いに来てもらえたらうれしい」と、ほほ笑んでいました。
シニア猫専門 保護猫カフェShhh…(シー) |
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住所 |
廿日市市対厳山2-16-13(Googleマップ) |
電話 |
070-1870-6010 |
営業 |
10:00〜20:00(19:30受付終了) |
定休日 |
水曜日 |
駐車場 |
あり |
SNS |
インスタグラム |
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