警備業、ビルメンテナンス業などを営むサンケイ㈱(広島市西区)の卓球部が、一般社団法人日本卓球リーグ実業団連盟(以下、JTTL)男子2部に加盟することが決まり、12月25日、同社で加盟証の授与式が開かれました。2024年度のリーグから参戦します。
サンケイ卓球部は、荒谷雄気代表取締役(35)を監督とし2023年4月に創部。現在4人の選手が所属しており、来年4月に入社する社員2人が新たに入部予定です。
男子2部は、同部を含め12チームが所属。年間で前期と後期の2回、総当りのリーグ戦が実施され、それぞれの期の優勝チームを決定。前後期総合4位までのチームはプレーオフを行い、年間総合優勝を目指し戦います。
授与式では、JTTLの佐藤真二専務理事が荒谷代表取締役に加盟証を手渡しました。
自身も中学〜大学まで卓球で汗を流したという荒谷代表取締役は、「サスティナブルで、仕事と卓球を両立できるステージ」というJTTLの活動指針に共感。「卓球に打ち込んできた学生の受け皿になりたくて創部した。会社の健康経営の一環にもなる。今後、子どもたちに向けて卓球教室を開いたり、地域の清掃活動に参加したりして、皆さまから応援されるチームにしたい」と語っていました。
同部の宮本卓也主将(30)は「(JTTLは)小さいころからの夢だった。会社の名前を背負って出場するので、周りの見本になれる戦いをしたい。来年5月の前期リーグで上位を目指す」と意気込んでいました。
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