
廿日市市産のトウガラシを育てる農園「すずきエスニックファーム」が、自社で加工したスパイスの販売を始めました。農薬不使用で栽培するトウガラシやハーブを組み合わせた万能調味料。少量ずつの生産のため、完売後には再販を待ちわびる声があがるそうです。
種類は、年間通してスパイス8種類と辛味調味料1種類。コリアンダー、トウガラシ2種、塩をブレンドした「はつかいちスパイス」(20g、880円)は、柑橘系の爽やかな香りを持つコリアンダーが食材の臭みを消し、程よい塩味のあとに辛味の余韻が残る味わいだそう。鈴木隆之代表は「塩こしょうのように、どの料理にも使える万能スパイス。2023年1月に初めて発売したときはすぐに売り切れた」と喜びます。焼肉、親子丼、きんぴらごぼう、おでん、カレーライスなど和洋中の料理に合うと勧めます。
青トウガラシで作る「一味唐辛子 青」(11g、770円)は、熟した赤いトウガラシが使われる一般的な一味唐辛子に比べ、夏野菜の香りが強く残るそう。
「レモンバジルソルト」(11g、880円)は江田島市産のレモンと同園のバジル、塩をブレンド。同園のスパイスの中で、唯一辛くない商品です。
ほかにも、佐伯醤油㈲(廿日市市津田)の商品「宮島かきのしょうゆ」と同園で育てた生の韓国トウガラシをブレンドする「唐辛子宮島かきのしょうゆ漬け」(145g、990円)は、辛味の強いしょうゆとしてくせになる味わい。鈴木代表は納豆のたれにしたり、ウスターソースの代用でカレーライスにかけたりするそうです。

初回発売後、県外在住の購入者から「おいしかった」と感想を伝える電話も。鈴木代表は「観光で訪れた人が廿日市市で作ったスパイスをお土産品で持って帰り、スパイスを買うためにまた廿日市市に来てもらえたらうれしい」と話します。
起業前、たまたま口にした生のトウガラシのおいしさに魅了され、自ら生産することを決意した鈴木代表。「将来、生のトウガラシが当たり前のように食卓に並ぶ食文化を発信していきたい」と語っています。
商品はまちの駅ADOA大野(廿日市市大野)などで販売中。産直ECサイト「食べチョク」(https://www.tabechoku.com/producers/27306)でも注文を受け付けています。
問合 | すずきエスニックファームのホームページから ※販売店によって商品価格が異なる場合がある |
※文中の価格は税込です。
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