
広島県江田島市に新しいグランピング施設「BYUCCA glamping(ビュッカグランピング)」が3月1日、オープンしました。アパレルD2Cの「アクアガレージ」を展開する(有)伊勢屋コンサルタント(江田島市)の新事業。市の出入り口・早瀬大橋に近い利便性、瀬戸内海を臨む穏やかな景観と非日常空間を打ち出し、市内に観光客を呼び込みます。

敷地面積約3300㎡に、最大10人が宿泊できる直径10mドームテントが1棟、直径7mドームテントが4棟並びます。それぞれ風呂、トイレ、洗面台がある付属棟、屋根とビニールカーテン付きでキッチンを設置したウッドデッキが備わっています。ドームテントには、海を眺めながら楽しめる専用ジャグジーや樽型のバレルサウナを設けた部屋も。非日常空間で日頃の疲れを癒すことができ、友だちや家族とかけがえのない時間を過ごせそうです。
10mドームテントは、県立大柿高校出身の児童文学作家・山下明生さんが翻訳した絵本「バーバパパ」にちなみ、バーバパパのアイテムを利用したインテリア。山下明生さんの本が並ぶ本棚も置き、親子でゆっくり本に触れられる機会につなげます。




江田島産をはじめ、広島県産の食材を使ったBBQグルメを各棟で味わうことができます。「素泊まりプラン」では、食材を持ち込んで好きなように調理できるので、自分好みのこだわりのキャンプ飯も可能。大切な仲間と囲む食事は、笑顔の絶えないひとときになりそうです。

宿泊料金は、1泊大人1人1万3000円〜。予約は公式サイト、もしくは電話で受け付けています。
川井美優施設長は「朝日がすごくきれいな場所」とにっこり。「宿泊者に自然の中でゆっくり気持ちよく過ごしていただけるよう、しっかりおもてなししていきたい。江田島はほかにも魅力的な場所があるので、この施設が市内にお出掛けするきっかけになれば」と、新しいスタートに胸を弾ませています。

オープン当日は伊勢屋コンサルタントがセレモニーを開き、江田島市の明岳周作市長をはじめ、関係者らが参列しました。山下真由美代表取締役は「たくさんの人の力を借りて施設を作ることができ、ありがたい気持ちでいっぱい。グランピングだけでなく、誰もが利用できるカフェも併設している。地域の人の協力を得ながら、ここから江田島市の魅力を発信するような拠点になっていきたい」と、笑みをこぼしていました。
施設名 | BYUCCA glamping(ビュッカグランピング) |
場所 | 江田島市大柿町大君2389-2(Googleマップ) |
公式ホームページ | https://www.glamping-setouchi.com/ |
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