サンフレここだけ話 vol.14
みなさん、こんにちは。
サンフレッチェ広島スクールコーチ&アカデミーGKコーチの原裕太郎です。今回は、ゴールキーパーの魅力、ゴールキーパーとはどんなポジションなのか紹介していきます!
ゴールキーパーはチームを救う
みなさんは、ゴールキーパーについてどんなイメージがありますか?
「手も足も使えてゴールも守れるし、点も取れるスーパーマン!」。
それとも、「シュートが怖いし、ボールに当たると痛いし、やりたくなーい…」(笑)。
どちらかというと、ネガディブなイメージが日本では強いかな、と思います。
「ゴールキーパー、やりたい人―?」と質問すると、誰もいなかったり、仕方なくやったり(笑)。
この現状は、ゴールキーパーコーチからすると少し寂しいというのが本音です…。
しかし、ゴールキーパーにも魅力はたくさんあります!手も足も使えて、ゴールも守るし点も取れるし、1人だけユニフォームの色も違うし、アシストもするし、キーパーグローブもつけるし、何でもできちゃう。
そんなゴールキーパーの魅力といえば、やっぱり相手のシュートをセーブしたとき!チームの絶体絶命のピンチを切り抜けて勝利に貢献できたときは最高です!
攻撃の起点となり得点につながるパスやアシスト、自ら相手ゴールを狙うことができるのも魅力の一つです。ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことありません!
プロ選手のプレーを肌で感じて
サンフレッチェ広島サッカースクールでは、ゴールキーパーの普及のため、「ゴールキーパーの技術が上手くなりたい」「ゴールキーパーをやってみたい」という小学4~6年生を対象に、ゴールキーパースクールを開講しています。今年度は、35人のゴールキーパーが受講してくれました!
サンフレッチェ広島ゴールキーパースクールでは、ゴールキーパーの魅力・楽しさを感じてもらいながら、基本技術と試合で活用できる基本戦術(個人戦術・仲間との連携)の習得を目指しトレーニングを実施しています!
また、トップチームの林選手、川浪選手、大迫選手もゲストでスクールに参加し、本物のプロ選手のプレーを実際に見たり一緒にプレーしたりして、迫力を肌で感じることができます。
10月24日には、林選手がサプライズで来てくれました!
トップチームの選手とプレーするなんて、なかなかできない貴重な経験!林選手は子どもたちに直接指導したり、デモプレーをしたり。ゲームでは本気で子どもたちのシュートを止めるなどして、子どもたちにとっては最高の時間でした!
プロの選手のプレーを見た後の子どもたちは、みるみるうちに良くなって変化します!これはサンフレッチェ広島GKスクールの魅力の一つだと思います!
ゴールキーパーに興味があったり、やりたいけど場所がなかったり、どんなことをしたらいいか分からないときは、サンフレッチェ広島GKスクールに来てみて下さい‼︎楽しく、みんなでゴールキーパーをしましょう‼︎
プロを目指す子どもたちに自分ができることを尽くす
自分自身、コーチとなって2年目となりました。自分を育ててくれたクラブでコーチができることを幸せに思います。まだまだ勉強中ではありますが、サンフレッチェ広島というクラブのため、また、「ゴールキーパーで上手くなりたい」「プロを目指したい」という子どもたちのために、プロサッカー選手としてやってきた経験、これから学んでいくことをこのクラブ、子どもたちのために尽くしていきたいと思っています。
僕の恩師である加藤コーチ(現・ユースGKコーチ)には選手時代にもお世話になっていましたが、今ではGKコーチの大先輩としてたくさんのことを学ばせてもらっています。
将来は、トップチームのGKコーチとして、サンフレッチェ広島のホームスタジアムのピッチに立つことが夢です!
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1990年4月23日生まれ。島根県出雲市出身。
小学2年生のとき父親の影響からサッカーを始め、5年生からゴールキーパーを始める。
2009年から2014年までサンフレッチェ広島でプレーし、ロアッソ熊本、愛媛FCでプレー。2020年に引退。2021年から、サンフレッチェ広島普及スクールコーチとして、指導者のキャリアをスタート!
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※サンフレッチェ広島スクールコーチのリレーコラム「サンフレここだけ話」は、”サンフレッチェ”の名にちなみ、毎月「3(サン)日」に配信します。次回、12月3日の新着をお楽しみに!
写真提供:サンフレッチェ広島