ライター/光井 祐子
広島市中区の吉島橋東詰交差点を南下すると、街路樹の先に複合遊具が見えてきます。滑り台の屋根がてんとう虫の形になっていると思いきや、複合遊具の至るところも小さなてんとう虫の模型がたくさん付いている、その名も「てんとう虫公園」をお散歩しました。
子どもを見守りやすいコンパクトな複合遊具
複合遊具の大きさや公園の広さは、未就園児が遊ぶのにちょうど良い小規模な公園です。遊具は、ネット遊具にチャレンジし始めた子どもや、階段を登ることが好きになり始める1〜2歳児でも、保護者の見守りがある中で動きやすいシンプルな構造です。
ぐらぐらと揺れる丸太吊り橋だけは未就園児の力で渡るのは難しそうですが、丸太の下に落下防止のネットが貼ってあるので少し安心です。
滑り台を滑って着地したところが砂場になっています。2人用のブランコも複合遊具の一部です。
複合遊具の隣りは広場です。東屋で休憩することができ、近くにトイレも設置されています。
川沿いの散歩道は開放的な癒しスポット
公園内の小高い場所に設けられたベンチは、広場や複合遊具で遊ぶ子どもを見渡すことができ、公園と反対側に振り返ると、旧太田川の開放的な景色を眺めることもできます。
ベンチの前には散歩道が広がります。吉島橋の東詰交差点から、車が通ることのできないように整備されているので、未就園児を連れてゆっくりとしたペースでお散歩ができるコースです。
旧太田川の南側に見えるのは、江波大橋です。複合遊具のあるてんとう虫公園から江波大橋の方向450m先まで緑地が続いています。仕事の休憩時間に景色を眺めながら昼食を食べたり、ウォーキングやランニングを楽しむ人が何人もいて「川沿いの緑地が地域の心地良い癒しスポットなのだな」と感じました。
子どもを連れてのんびり散歩するのも、目の行き届くコンパクトなてんとう虫公園で子どもを思い切り遊ばせるのにもぴったりな憩いの場。近くまで訪れた際は寄ってみてください!
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