ライター/光井 祐子
廿日市JCTから高速道路に乗ると、約40分で到着できる山口県岩国市の「愛宕山ふくろう公園」。
いわくに消防防災センターと岩国医療センターに隣接し、災害時対応機能を備える医療・防災拠点の広場としても活用できるよう2021年3月にオープンした公園です。 ふくろうがモチーフの高さ13mもある複合遊具は、乳幼児から幅広い年齢まで楽しめるのでおすすめです!
巨大なふくろうの複合遊具周辺には、乳幼児が安全に遊べるような工夫が。乳幼児の安全を考慮して柵のあるエリアや低い滑り台の付いた小型の複合遊具があるので、保護者も安心して見守ることができます。
乳幼児用より傾斜のある滑り台が設置されたエリアも。子どもの年齢によって適切な遊具で遊べると、うれしくなりました。
巨大なふくろうの複合遊具には急勾配の滑り台、約50mの長さがあるローラー滑り台もあり、小学生が十分に楽しめます。
複合遊具の中は、2階部分が白いトランポリン。3階部分が青いネットが張り巡らされています。その上にもまだ遊具が続き、まるで展望台に登っているかのような気分になります。
複合遊具の上から多目的広場を見下ろすと、広大な芝生に癒されます。芝生の一部には、災害時に水道水を確保するための耐震性貯水槽が埋設されているそうです。
複合遊具の隣りには、30分毎に5分間噴水する水あそび場があります。2022年7月2日から18日までの試運転期間は、土日祝日の午前10時から午後3時35分まで、7月21日から8月31日までは毎日同じ時間に噴水するそうなので、ぜひ夏休み期間に利用してみてくださいね!
屋根付き広場は「設置されてうれしい!」と思う場所。炎天下の中で遊んだり食事したりするとになると、熱中症が心配になります。屋根付き広場では軽い運動のほか、遠足などの食事場所としても利用できるそうです。
災害時の対応機能では、テントになる東屋、マンホールトイレ、備蓄倉庫も備わっています。もし災害が起きたとき、「愛宕山ふくろう公園」のような広い公園に災害時対応機能が備わっていれば、避難してきた人のストレスも軽減できるだろうなと考える良い機会になりました。
愛宕山ふくろう公園 |
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場所 |
山口県岩国市愛宕町1丁目4番(Googleマップ) |
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トイレ |
あり |
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駐車場 |
あり |
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