廿日市市宮島町の大聖院で5月21日(土)午前11時〜正午、霊火堂の「消えずの火」を新しい灯火台に移す落慶式が開かれます。この落慶式を皮切りに令和6(2024)年3月まで、宮島弥山空海生誕1250年祭実行委員会(広島電鉄㈱、大聖院、宮島観光協会、宮島町商工会など)の企画するイベントが随時開催されます。
21日(土)の落慶式では、マツダ㈱などの企業が参加する広島ものづくり分科会が製作した灯火台と大香炉がお披露目され、点灯式が執り行われます。1,200年以上灯されているといわれる「消えずの火」に、新たな歴史が刻まれる日ですね。広島市立基町高校の生徒がデザインした記念事業のコンセプト「灯」のロゴも発表されるそうです。
令和4(2022)年の記念事業は、スタンプラリーや弥山宿泊修行体験などを予定。令和5(2023)年には、灯篭流しや花火の打ち上げなど企画しているそうです。実行委は記念事業を1つのきっかけとして、地元住民による宮島の魅力再発見やコロナ禍で激減した観光客の誘致につなげ、宮島に活気を取り戻したいと考えています。
弘法大師・空海は平安時代の僧。弥山で修行し西暦806年に大聖院を開基しました。
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