広島市佐伯区の西風新都に「Boulangerie N.(ブーランジェリーエヌ)」が11月18日にオープンしました。
オーナーの中西智彦シェフは、世界的パティシエ・辻口博啓シェフのベーカリーショップ「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」(三重県)の統括責任者。18歳のころから23年間ずっとパンを焼き続け、現在も自宅兼店舗のある広島県と三重県を行き来する生活だそう。パン一筋のシェフのお店「ブーランジェリーエヌ」は、住宅街に広がる香ばしいパンの香りにそそられて、子どもから大人まで自然と集まる”まちのパン屋さん”です。
独自ブレンドの国産小麦粉で作るスイーツ系から惣菜系まで種類豊富なパン
店頭にところ狭しと並ぶパンは30種類以上!
マフィンやデニッシュなどスイーツ系パン、カレーやベーコンチーズなど惣菜系パン、食パンなどさまざま。選ぶのも楽しいほど豊富な種類が並びます。
素材の小麦粉は、北海道産と三重県産の2種類で、小麦の皮もブレンドした独自配合。中西シェフが統括責任者を務める三重県の「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」と同じ小麦粉を使っているそうです。
広島にいながら、「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」を味わうことができますね。
「子どもでも買いやすいように」と、パンの価格は200円前後がほとんど!
フランス産バターのクロワッサンと牛乳食パンがおすすめ
中西シェフのおすすめパンは、「フランス産バターのクロワッサン」(280円)。
「国産バターも美味しいですが、フランス産バターにはジューシーさとコクがあります」(中西シェフ)。生地の外側はパリッとサクサクして、中心はしっとり。一つのクロワッサンで複数の食感を楽しむことができます。
バターの香りのあとの甘い味わいに、幸せテンションもMAX!
北海道産の「キタノカオリ」を100%使った「牛乳食パン」(1本520円)。「味が濃くなる」という佐伯区湯来町の砂谷牛乳を練りこんでいます。さらに、食パンでは珍しい「三河みりん」を配合することで、甘さと牛乳のコクが増すそう。ふかふかで柔らかく、口の中に甘みが広がる食パンです。
パンと一緒に♪オリジナルクラフトコーヒー
ブーランジェリーエヌでは、オリジナルクラフトコーヒーも販売。「N.コーヒー」(400円)は、蓋を開けた瞬間からマスク越しでも香ります。
「パン職人を育てたい」中西シェフの思い
世界や日本の大会に出場し数々の受賞歴を持つ中西シェフ。妻の地元・広島で構えたブーランジェリーエヌは「地元の人に愛していただける、誰もが買いやすくまた来ていただけるお店にしたい」と話します。
また、自分を育ててもらったように若手の育成も考えています。「ここ(ブーランジェリーエヌ)で若手を育て、『マリアージュ ドゥ ファリーヌ』でも修行ができる流れを作りたい。コンクールに出場するなど経験ができ、将来のパン業界を担う人を育てたい」と、夢を描いています。
店名 | Boulangerie N.(ブーランジェリーエヌ) |
住所 | 広島市佐伯区石内北1-15-22(Googleマップ) |
電話番号 | 082-205-5592 |
営業時間 | 午前8時〜午後5時30分 |
定休日 | 日曜日、月曜日、火曜日、水曜日 ※臨時休業などは公式ホームページで確認を。 |
駐車場 | あり(店舗裏に4台) |
※文中の価格は税込。
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