9月15日に石内公民館で新藤監督の映画上映会
広島市佐伯区石内出身の故・新藤兼人監督の映画会「竹山ひとり旅」が9月15日(水)、地元の石内公民館(同区石内)である。津軽三味線の名人といわれた高橋竹山の若き日の姿を描いた作品を上映する。無料。午後1時半〜3時半ごろ。石内シニアクラブと同公民館の共催。
新藤監督は、「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」(1975)や「墨東綺譚」(92)など数々の名作を世に送り出した。モスクワ国際映画祭監督賞、毎日映画コンクール優秀賞など多数の賞を取っている。
1977年公開の竹山ひとり旅は、子どものころ、麻疹で半失明となった竹山の苦難の半生を描いた伝記映画。放浪芸人を名乗っていた竹山を林隆三が演じ、ほかに乙羽信子、倍賞美津子らが出演している。
鑑賞希望者は、当日、会場に訪れればいい。先着順で30席が埋まり次第、受付を終了する。
新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止もしくは延期する場合がある。
問合は、石内公民館 ☎082-941-0120