廿日市市のおおの自然観察センター(同市大野)が6月6日(日)に予定していた「モリアオガエルの生態とは虫類の観察会」を中止することを決めた。5月31日までの緊急事態宣言期間が終わったあとのイベントではあるが、同センターの担当者は「例年人気の観察会のため、屋外とはいえ参加者が密になるかもしれないため判断した」と話した。
モリアオガエルは、無尾目アオガエル科の日本固有種。5月〜6月が産卵時期で、木の枝先や水田の周りの雑草に泡状の卵塊を作ることが特徴だ。イベントでは、枝先などに付いた卵塊を観察することができる。担当者によると、7月11日(日)の「トンボの観察会」は、今のところ開催を予定しているという。
現在、同センターは電話設備が故障中のため問い合わせする際は廿日市市役所または大野支所に電話する。
- 廿日市市役所 0829-20-0001
- 廿日市市大野支所 0829-55-2000