「避難勧告」を廃し「避難指示」に一本化

災害対策基本法の一部改正で変更した大雨警戒レベルが20日、適用開始した。従来、警戒レベル４は「避難指示（緊急）」と「避難勧告」の２つだったが、「避難指示」に一本化。警戒レベル３の「避難準備・高齢者等避難開始」を「高齢者等避難指示」とし、迅速な避難を呼び掛ける。

これまで避難勧告の発令されていたタイミングで避難指示が発令されることになり、警戒レベル４の時点で全員が危険な場所から避難する指示に変わった。警戒レベル５は「災害発生情報」から「緊急安全確保」に名称変更し、命の危険があり直ちに安全を確保することになっている。