9月27日、28日に廿日市市で「インクルーシブ・スポーツ・フェスタ」が開催されます。過去には東広島市と福山市で開催されている、障害の有無に関わらず参加できるスポーツフェスタです。メイン会場はフジタスクエアまるくる大野。また、10月13日には大竹市で、10月19日には北広島町でサブフェスタも開催されます。

参加は無料。申込みは公式HPから。※募集締め切りは本来8月28日ですが、空きが予想されているので延長の可能性が高いです。
27日は開会式、ドローンサッカー、デフウォーキングフットボール
27日は13時から開会式。14時からドローンサッカーのエキシビジョンマッチ、15時から競技のドローンサッカーが開始。またアリーナでは15時からデフウォーキングフットボールがあります。

ドローンサッカーは、球場のプラスチックフレームに覆われた専用ドローンボールを使用し、5対5で戦う、戦略型スポーツ。子供から大人まで同じフィールドで楽しめる競技で、家族や企業、学校のクラブ活動、地域のコミュニティなど幅広いコミュニティで参加できます。
28日はアーチェリー、ボッチャ、ギソクの図書館、ハンザヨットなど
28日は多くの競技が開催されます。アーチェリー、ギソクの図書館、パラクライミング、ボッチャ、車いすバスケットボール、ヤングアスリート、ハンザヨット、座位バレーボールがまるくる大野の各所で開催。
28日に開催される競技を、いくつか紹介します。

ギソクの図書館は、義足ユーザーには疾走用義足を貸し出して、疾走体験を行います。健常者には体験用義足を用意し、義足で歩く疑似体験ができます。部品の交換は義肢装具士が行うので安心。

座位バレーボールは、床に座って行うバレーボールのこと。参加者によってボールを変えることで、より広い人が参加することもできます。

パラクライミングは、主に視覚障害者のクライミングを体験できる競技。健常者はアイマスクを着けて行います。見えないので、案内人「サイトガイド」が次に掴むホールドの方向や距離、形を伝えます。競技者が家族や友人といっしょに参加すれば、「サイトガイド」の体験もできます。視覚以外の障害を持っている方も、その障害に応じた体験ができます。
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色々なスポーツが体験できる「インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島」。障害がある人だけでなく、体力がない人や、運動に自信がない・・・という人でも気軽に参加できそうな競技もたくさんあります。気軽に応募してみてはいかがでしょうか。
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