サンフレここだけ話 vol.21
みなさん、こんにちは。
サンフレッチェ広島F.Cジュニア監督の平繁龍一です。
今回は「ドリブルやシュートスキル(オフェンス力)を身につけるために必要な技術」というテーマについてお話しさせていただきます。
ドリブルやシュートスキルを身につけるために!
私は、子どもたちの「シュートを打ちたい」「ドリブルで突破したい」という攻めの姿勢や気持ちを大切にしています。
プレーを続けていると、「この距離からシュートを打っても入らないかも」「ドリブルで仕掛けてボールを奪われたらどうしよう」と考えてしまうネガティブ思考の子もいます。
「自分がゴールを決めて試合に勝ちたい」「1vs1でドリブル突破してチャンスを作り出したい」と、自信を持って思うこと。
指導者や保護者には、上手くいかなかったとしても子どもたちがチャレンジしたことを認めてあげる、その働きかけが必要です。
失敗から考え、成功体験につなげる
チャレンジには、「成功」と「失敗」があります。
成功したときは、そのチャレンジを褒め、子どもたちの成功体験を積み重ねるようにします。
失敗したときが特に重要です。
”失敗したこと”にフォーカスせず、「なぜ失敗したか」「どうすれば成功するか」を子ども自身に考えさせましょう。
シュートをイメージしながらのドリブルになっているか、シュートのときゴールキーパーの位置はどうだっだかなど、技術的なアドバイスも必要かもしれません。
私自身もサンフレッチェ広島のアカデミーでプレーしました。当時を振り返ると、失敗を失敗のまま終わらせることができず、暗くなるまでボールを蹴っていました。
指導者や保護者が簡単に答えをぶつけるのではなく、子どもに考えさせること、ときには成功へつながるヒントを伝えること。ドリブルやシュートスキルを身につけるために、子どもたちが失敗を次に生かす意識を持つようになることが大切だと思います。
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<サッカー歴>
サンフレッチェ広島サッカースクール – サンフレッチェ広島ジュニア – サンフレッチェ広島ジュニアユース – サンフレッチェ広島ユース – サンフレッチェ広島 – 徳島ヴォルティス – 東京ヴェルディ – サンフレッチェ広島 – ザスパクサツ群馬 – ロアッソ熊本 – カターレ富山 – ザスパクサツ群馬
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※サンフレッチェ広島スクールコーチのリレーコラム「サンフレここだけ話」は、”サンフレッチェ”の名にちなみ、毎月「3(サン)日」に配信します。次回、7月3日の新着をお楽しみに!
写真提供:サンフレッチェ広島