広島市佐伯区皆賀に8月23日、「restaurant capucine(レストラン カプシーヌ)」がオープンしました。
八幡川と川沿いの木々を愛でることのできる立地で、日常に彩りを添える料理の数々を堪能。女性心をくすぐる美しい盛り付けで、ママ友とのランチや家族や友人のお祝いなど普段使いから慶祝行事まで幅広い目的で利用できるお店です。
天気や四季に合わせた、彩り豊かな前菜
まず魅了されるのが、ランチ、ディナー共にコース料理の前菜。フレッシュな野菜のサラダ、ハム、オムレット、パテ・ド・カンパーニュ、テリーヌ、コンポートなど10種類以上が、ハーブやエディブルフラワーも一緒に盛り付けられています。食事の始まりに目を楽しませてくれる豊かな彩り。「少しずつたくさんの種類を食べたい」という欲張りな心を満たしてくれる上、前菜だけでもお腹に満足感を感じます。一緒に食べる相手と、きっと会話が弾むはずです。
松村祥伍オーナーは、天気や季節に応じて盛り付けの色味を変化させたいそう。晴れ、雨、四季などそれぞれでどのような彩りになるのか、お店に行くのが楽しみになりますね。
ランチは2種類のコース料理があります。「petit capucineコース」(2,300円)は、前菜10種プレート、季節のポタージュ、パン、肉料理、デザート。「capucineコース」(2,700円)は、petit capucineコースの内容に加え、パスタ生地に食材を詰めたラヴィオリ、コーヒーもしくは紅茶が付きます。
ディナーは、3,500円のコースが前菜、スープ、パン、ラヴィオリ、肉料理、デザートの6種類、5,000円のコースが前菜、ラヴィオリ、パン、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーか紅茶の7種類です。アラカルトも準備していますが、来店前に事前の問い合わせが必要です。
季節の旬な食材を取り入れるため、コースの内容は月1回のペースで変わるそう。「毎月1回来店してもらえたら」とほほ笑みます。
来店客が明るい表情になるように
広島市佐伯区出身の松村オーナーは高校卒業後、大阪府の料理学校に進学。飲食店に就職し、さまざまなカテゴリーの料理を担当したり、新店舗の立ち上げに関わったりして経験を積みました。3年前に地元に戻り、広島市内の飲食店でさらに腕を磨いてきました。
そんな松村オーナーが胸に抱く思いは「地元の人たちを明るくしたい」。コロナ禍で外食が難しい日々だったとき、人も町も暗く落ち込んだように感じたそう。おいしい料理で笑顔になってほしいという願いと同時に、自分自身の人生についても考え「やらない後悔よりやった後悔の方がいい」と、自身の店「restaurant capucine」のオープンを決断しました。
また、松村オーナーはサステナブルな活動も心掛けます。扱う野菜の皮やエビの殻など乾燥してパウダーにし料理の彩りに使ったり、出汁を取ったりして、できる限り捨てずに使い切ります。「東京のシェフなどが必要以上に魚を獲らないという水産資源の管理に取り組んでいます。料理をする人間がそういった管理をやらなければと共感し、自分も取り組んでいきます」。
「味付け、盛り付け、売り方までいつも新しい発見がある料理の世界は飽きることがありません」。探究心の尽きない松村オーナーのお店・restaurant capucineは、今後も来店客の日常を彩り続けます。
店名 | restaurant capucine(レストラン カプシーヌ) |
住所 | 広島市佐伯区皆賀3丁目22-26-5(Googleマップ) |
電話 | 082-961-4839 ※来店前に要予約 |
営業 時間 | ランチ 11:30〜15:00 ディナー 18:00〜22:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | 店舗前4台 第2駐車場4台 |
SNS | インスタグラム |
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