嚴島神社(廿日市市宮島町)で管絃祭が執り行われる7月15日(金)に、「つなぐ線香花火 水辺の線香花火リレー」が初めて開かれます。日暮れの午後7時に有ノ浦海岸に参加者が並び、手にした線香花火の種火を隣りの人の線香花火に灯すリレー。浜辺で波の音を聴きながら火をつなぎ、平安時代から受け継がれてきた神事を見守ります。宮島町でもみじ饅頭など販売する博多屋が主催。
使用する線香花火は、廿日市市の企業・ACQUAが昨年制作した「宮島を想う花火」。当日午後6時〜6時45分に「つなぐ線香花火無料引換券」を博多屋に持っていくと、先着300人が線香花火を一人2本受け取ることができます。無料引換券は、博多屋にあります。
当日、浴衣で参加する人にはうれしい特典も。発起人の博多于苗(うみょう)さんは「浴衣で来た人には、博多屋の揚げたてのもみじ饅頭を1つプレゼントします」とにっこり。さらに、「つなぐ線香花火のリレーの様子を、インスタグラムにハッシュタグ「#つなぐ線香花火」「#管絃祭2022」を付けて投稿していただくと、後日選考して素晴らしい写真には賞品をお渡しします」と、イベントを盛り上げます。
管絃祭は平安時代に平清盛が始め、旧暦の6月17日に執り行われます。嚴島神社の御座船が海を渡って対岸の地御前神社へ向かいますが、昨年に続きコロナ禍のため、2022年の今年も御座船による渡御が中止。規模を縮小して神事が進められる予定です。
博多さんは「長い歴史を持つ管絃祭はこの周辺の海ではとても重要な神事。コロナ禍で縮小されてしまったけど、実際に見ると迫力があって感動する。もっと多くの人に知ってもらいたいし、盛り上げたい」と、つなぐ線香花火を企画したきっかけを語ります。
リレーに参加せず、浜辺で線香花火がつながれていく様子を見守るのも良さそうですね。
つなぐ線香花火 |
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日時 |
2022年7月15日(金) 19:00〜 |
場所 |
有ノ浦海岸(廿日市市宮島町) |
イベントに関する問合 |
博多屋 |
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