“誰もが生き方の選択肢をたくさん持てる繋がりの場を創る”をモットーに活動している団体・Firste(ファステ)の光井です。毎回場所を変え、新たな人間関係を作りたい人が集う「つながりの輪プロジェクト」で訪れた場所を紹介します。
※西広島タイムスとFirste(ファステ)のコラボ企画です。
vol.1 みずとりの浜公園【佐伯区海老山南】
「つながりの輪プロジェクト」の記事第1弾は、Firsteの新メンバー・ようこさんと一緒に「みずとりの浜公園」に行ってきました。大型商業施設のゆめタウン廿日市店とLECTを結ぶ広島南道路に面するこの公園には、複合遊具やゲートボール場などの広場のほか野鳥観察小屋もあり、自然観察しながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
十カ月の女の子を育てるようこさんは、妊娠中からみずとりの浜公園を気に入ってお散歩に来ていたそうで「鳥が飛び、海や島が見える光景が日々の疲れを癒してくれるので、この場所でボーッとする時間が好きです」と話してくれました。公園の魅力を順にご紹介します。
海賊船をイメージしたような複合遊具は、就園する3歳頃から小学生くらいまでの子どもが遊びまわるのにちょうど良いサイズです。短めの滑り台や砂場、シーソーもあるので、未就園児の子どもも楽しめます。傾斜が急な滑り台では保護者が見守ってあげるといいですね。
石畳の広場には複数のベンチが設置されています。ベンチの数が多いのが、みずとりの浜公園の特徴。散歩などの途中で休憩するのに最適なくつろぎスペースです。石畳の広場は砂のグラウンドとは異なり、ベビーカーや車椅子などでも走行しやすいのがうれしいですね。
石畳の広場をまっすぐ進んでいくと、八幡川の河口付近にたどり着きます。川と海を一望する遊歩道への出入口は2カ所あるので、水鳥を眺めながらゆっくり散歩ができます。複合遊具で遊ぶことを目的に来た人は、意外と知らない散歩道なのかもしれません。
八幡川から海の方へ歩いていた先は、似島や江田島を見渡せる絶景スポット!斜面に座ってのんびり過ごす時間はリフレッシュできるひとときです。とても静かな散歩道なので、耳を澄ませば、水鳥の鳴き声が聞こえることも。
遊歩道を進むと砂浜が見えてきます。幼い子どもを遊ばせるのに最適だと思いがちですが、海水浴場ではなく、水鳥が飛来しやすいよう整備された人工の干潟なのだそう。遊泳は禁止されているので、自然保護のためにも注意書きを確認してみてくださいね。
バードウォッチング好きの人は、八幡川と海を眺める3カ所の野鳥観察小屋にも行ってみてください。四季折々で観察できる野鳥を教えてくれる看板も設置されているので、子どもと一緒に楽しむことができます。
「みずとりの浜公園」という名の通り、初心者でも野鳥観察を楽しむことのできるよう工夫された自然豊かな場所でした。
芝生のある場所や季節を感じられる木々も立ち並んでおり、四季折々の楽しみ方ができそうです。
※土日祝日は込み合うこともある人気スポットなので、駐車場を利用される方はお気をつけくださいね。
みずとりの浜公園 |
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住所 |
広島市佐伯区海老山南(Googleマップ) |
トイレ |
あり |
駐車場 |
あり |
アクセス |
JR五日市駅から徒歩約15分、広電修大協創中高前駅から徒歩約10分 |