ペット用のサプリメントなど開発する廿日市市の会社、株式会社H&Jが制作。

ペット用のサプリメントなど開発する株式会社H&J（廿日市市宮園、中村仁代表取締役）が、2022年夏公開予定のオリジナル映画「僕の大切な家族（仮）」を制作します。動物愛護とペットの命を守ることがテーマで、同社の中村代表取締役が企画・総合プロデューサーを務めるとのこと。ロケ地の約8割が廿日市市内の予定。出演するキャストを、2021年9月16日（木）まで一般募集しています。

中村代表取締役は、子どものころから映画を作ることが夢の一つだったそう。どんな映画を撮ろうかと、想像を膨らませてきました。

起業後、大好きな動物の健康を守るため活動していましたが、ペットの殺処分や虐待など起きている状況を憂慮。「家族同然と言われるペットですが、日本ではまだペットの命の認識が低く粗末に扱われています」。行政機関の関わる殺処分数は年々減っていますが、民間機関での殺処分数は逆に増えているそう。中村代表取締役は、人々の命への価値感を高めることにつながる同映画の制作を決意しました。

中村代表取締役の思いはこちらの動画から

映画の主人公は、ある事情をきっかけにペットを飼い始めましたが、なぜか悪夢にうなされるように。キーマンとなる人物に出会い、過去の事実を知り、ペットの命を守る活動を始めます。しかし、過去の事実が公になり、離れて行く仲間たち。窮地に立たされた主人公が、ペットを飼うことの覚悟、勇気、使命、困難を乗り越えようとするストーリーです。

中村代表取締役は、「動物愛護の意識が高い国は、幸福度が高い」と話します。国連が今年3月に発表した「World Happiness Report 2021」、いわゆる「世界幸福度ランキング2021年版」で、日本は56位でした。幸福度が決して高いと言えない結果に、「尊い命を守ることを通して、いじめなどさまざまな社会問題を解決でき、幸せにつながるはずです」と、中村代表取締役は同映画がその一助になると期待を寄せます。全国、世界での上映を目指し、収益は全額、動物愛護活動に寄付するそうです。

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映画の制作費、動物愛護活動のためのクラウドファンディングを11月1日（月）にスタートします。詳細は、ホームページで確認を。