広島ゆかりのアーティスト出演「PEACE音学会」8月6日YouTube配信
「原爆の日」の8月6日(金)、9回目となる「〜世界平和都市から、愛を唄う〜PEACE音学会」がオンラインで生中継される。例年、広島パルコ近くのアリスガーデンで開催されている同企画。今年は新型コロナウイルス感染症の影響もありYouTubeで広島にゆかりのあるアーティストらが音楽を通じて平和を発信する。原爆の語り部・梶矢文昭氏による講演もある。Cocoro-to Productionとパピープロダクションぺぽの共催。
午後4時にスタート。シンガーソングライターの佐々木リョウさんやDressing(ドレッシング)さん、男女ツインボーカルユニット・万貴音(まきね)が出演する。MCは、TOMOT(トモティ)さんが務める。チアリーディングスクールのDream Rainbowsによるダンスもある。
同イベントは音楽を通して平和を学ぶ「音学会」として2012(平成24)年から始まり、毎年アーティストらが無償で出演している。マツダスタジアムでの国歌斉唱や広島東洋カープの選手登場曲提供など手掛けている佐々木さんは、主催者メンバーの1人。「小さい頃から戦争について祖父母から聞き、当たり前となっていた。戦争が終わり七十六年。昔話のように風化させないために、自分たちにできることをしていきたい。いじめや虐待、コロナに関する偏見など身近にある。戦争だけでなく、そういったことも含めて平和について見つめ直すきっかけにしてもらいたい」と話している。
中継は、YouTubeチャンネル「RyouTube」(https://www.youtube.com/channel/UCQAPmN9gRBRVBJOqszvURfA)で配信する。
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