サンフレここだけ話 vol.1
広島市佐伯区出身でサンフレッチェ広島の広報として活躍する浜田晃(はまだ こう)さん。
当ページは、浜田さんがサッカーの広報を通して感じたスポーツや地域の魅力を、自由に楽しく真剣に紹介するコラムです。
サンフレチームのウラ側もちょっぴり登場するかも!?
高校時代に果たした全国優勝。次世代への思い
今回は、初回ということもあり、まずは私の自己紹介と、なぜ広島に戻ってきたのか?という2点をお伝えしたいと思います。
私は広島で男3人兄弟の次男として生まれ、物心ついたときには兄の背中を追いかけるようにしてサッカーを始めていました。今はもう廃部になってしまいましたが、広島市立彩が丘小学校を拠点とした彩が丘FCでサッカーにどっぷりとはまる毎日を送り、中学になると、三和中学校に通いながら、サンフレッチェ広島の中学年代のチームに入り、さらにサッカー漬けの毎日を送っていました。中学生の時に初めて出場した全国大会では、田舎出身の私は「県外にはこんなにも上手な人たちがいるんだな」と、強い刺激を受けたことを今でも覚えています。
残念ながらサンフレッチェ広島の高校年代のチーム、サンフレッチェ広島ユースに昇格することは叶いませんでしたが、県立広島皆実高校に進学し、高校3年時には、冬の全国高校選手権大会にて全国優勝することができました。この経験が私の大きな原体験となり、後の人生に影響を与えることになります。
大学を卒業後、東京の企業で営業として働く日々を過ごしていましたが、サッカー、スポーツの持つ素晴らしさを多くの人に伝える活動をしたいと常々思っていました。さらに、自分がさまざまな経験をすることができたのも、広島に恵まれた環境があったからであり、これからは未来ある子どもたちにその環境を整えていく一端を担いたいと思うようになっていました。
サンフレッチェ広島に入社。クラブの魅力伝えたい
そんなことを考えていた時、たまたまサンフレッチェ広島が求人を出しているという情報を入手し、迷わず応募。面接を経て、運よく採用されるに至りました。自分の想定より早く広島で働くチャンスが巡ってきましたが、チャンスはそう多いものではないと思い、地元に戻ることを決断。入社してからは、広報としてクラブやチーム、選手に関する様々さまざまな情報を発信する業務に従事し、忙しい日々を過ごしています。
次回はなかなか知られていない、プロスポーツチームの広報の仕事について、お話しようと思います。
1990年生まれ。佐伯区の彩ヶ丘小学校→三和中学校から、広島皆実高校へ進学。高校3年のとき、全国高校サッカー選手権大会で優勝した経歴を持つ。二年前、大手企業からサンフレッチェ広島へ転職し、広報に従事。チームのPR活動はもちろん、サッカーを通じて地域貢献活動にも尽力する。
※サンフレッチェ広島広報”ハマコー”こと浜田晃さんの「サンフレここだけ話」は、”サンフレッチェ”の名にちなみ、毎月「3(サン)日」に配信します。次回は、10月3日です!お楽しみに!