佐伯区のリバーマラソン コロナ不透明で開催中止
広島市佐伯区で、8月1日に開催予定だった「第38回八幡川リバーマラソン大会」の中止が決まった。新型コロナウイルスの感染収束が不透明な状況で、参加者と運営に携わる人の安全・安心の確保が難しいと判断し、二年連続で開催を断念した。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止した同大会。今年は、当初、参加者を県内在住者に限定し、リレーを取りやめ、定員を設けるなど感染症対策を講じた上で、二年ぶりの実施に向け準備を進めてきた。
6月に参加者を募集し、小学校3年生から大人まで508人の出場申し込みがあったそうだ。小学3・4年生男子と一般男子は、80人の定員に達するなど二年ぶりに復活する夏の風物詩に期待している人も多かったようだ。
主催する同区役所は「なるべく中止は避けたかったが、参加者、運営従事者の安全安心が確保するのが難しい。大会を楽しみにしていた皆様には大変申し訳ない。中止になり心苦しい思い。来年こそは、安全・安心を感じられる中で実施したい」と中止への理解を求めている。
大会事務局☎ 082-943-9705