けん玉発祥の地・廿日市市の市役所には、職員が所属する「けん玉サークル」があります。けん玉を盛り上げようと自主的に運営しています。現在約60人が在籍し、週2回、休憩時間に練習(今は活動休止中)。さまざまな部署がある市役所ですが、けん玉を通して生まれる職員のつながりは仕事にも役立っています。サークルで出会い、結婚したカップルもいるそうですよ。
政田展之さん(47) 佐伯支所地籍調査課
40歳から けん玉を始め、サークルを発足。サークルの部長を務めます。「けん玉はスペースも時間も取らず誰とでも交流できるコミュニケーションツール。楽しさをたくさんの人に伝えたい」。自宅には20個ほどけん玉を所有しているそうです。
杉田悠起さん(35) 佐伯支所地籍調査課
「一度サークルに参加してみたら、これはおもしろいと感じて入会。難しい技も、仲間と一緒やればできます」。約五年前からけん玉を始めたという杉田さんは「技の成長を実感しやすいことも魅力」と言います。
谷本啓太さん(30) 財政課
「仕事でほどんど関わることのない違う部署の人と交流できるサークルです」
開本ひとみさん(25)保険課、清水ひろみさん(35)保険課
「技ができたとき、部長がすごく褒めてくれるのでモチベーションが上がります」
藤川侑己さん(26) 総務課
「仕事で他部署とやりとりするとき、サークル仲間だとやりやすいですね」
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