ふわふわな食感が新鮮!勝谷菓子パン舗
メニュー30種類以上!コッペパン専門店「勝谷菓子パン舗」
廿日市市の宮島商店街の一角に2018年、オープンしました。口にすると「え?これコッペパンなの?」と驚くほど、ふわふわで柔らかな食感が特徴のコッペパン専門店です。長さ約14cmのパンの中に、看板メニューのあんこや広島ならではのお好み焼きを挟むなど、多彩な種類がそろっています。
もみじまんじゅうのあんこを使った看板メニュー
看板メニューの勝谷あん(290円)は、もみじまんじゅうに使われているあんこを挟んだコッペパン。もみじまんじゅうのあんこは、小豆の皮を一つひとつ丁寧に剥いて炊かれているそう。だから、市販品などで見かけるあんこに比べて色が薄く、甘さが重たくないそうです。
30種類以上の勝谷菓子パン舗のコッペパン。甘いおやつ系と、惣菜を挟んだおかず系があります。見た目に反してボリュームがあるので、1個でお腹がいっぱいになる人もいるかもしれませんね。
パン生地は「柔らかい」「歯切れが良い」とリピーターから評判だそう。こだわりは「パンに挟んだ食材の味を生かすこと」(早川秀樹オーナー)。発酵時間を長くして、生地をしっかり伸ばして成形しています。
新商品「揚げトッツォ」の発売はいつ?
今、話題のスイーツパン・マリトッツオを、コッペパンで商品化した同店の「 揚げトッツォ」(360円)。揚げたコッペパンにあんこを挟み、上に生クリームをたっぷりと。きな粉をかけて、和風テイスト仕上げ。
外はカリカリ、中はふわふわの揚げパンと、生クリームとあんこの甘さとマッチしたおやつ系パンです。
発売日はコロナ禍の情勢を見て決めるとのことで未定。同店のHPなどで情報を発信するそうです。
尊敬する祖父が遺したあんこと絆
早川オーナーのお祖父様は、昔、宮島で「勝谷菓子舗」を構え、もみじまんじゅうを製造販売していました。店じまいをして三十年以上経ちますが、お祖父様のあんこの作り方は別の店で受け継がれていました。
早川オーナーが宮島に店をオープンするとき、「あの勝谷さんのお孫さんなのね」「お祖父さんにはとてもお世話になったんだよ」と、島内の人たちから温かく迎えてもらえたそうです。
あんこだけでなく、お祖父様が築き上げてくれた絆が早川オーナーを支えています。「商売人だった祖父のようになりたい。祖父に追い付けるように頑張ります」と目を細めます。
コロナ禍の今は、対厳山の工場でも販売
新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年、宮島を訪れる観光客数は大幅減。一年経っても収束する気配がなく、2021年6月現在、早川オーナーは宮島の店舗を休業し、出張販売や廿日市市対厳山に設けた製造場前でパンを販売しています。
宮島の店舗の再開など、今後の予定はHPなどで随時発信していくそうです。
勝谷菓子パン舗
廿日市市宮島町465-1
080-8984-8640
営業時間 午前10時〜午後5時
定休日 毎週水曜日
ホームページ http://katsutanipan.jp
対厳山工場
営業時間 午前11時〜午後5時(日曜午前10時〜)
定休日 毎週水曜日
※文中の価格は税込です。
※当サイトの掲載内容は、取材または公開したときの情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。