吉和のルバーブ収穫ピーク 知名度徐々に広がり
廿日市市吉和のルバーブが、収穫のピークを迎えている。ルバーブの栽培・販売をしている「IRIE-FARM(アイリーファーム)」では、赤々と色付いたルバーブの選別・出荷作業に追われている。

ルバーブはシベリア原産のタデ科の多年草。葉にはシュウ酸が含まれているため茎を食す。赤い茎や酸味が特徴。食物繊維やビタミンC、カリウムなどの栄養素が豊富で、ヨーロッパではポピュラーな食材と言われている。冷涼な土地での栽培が適しており、日本では北海道や東北などで生産されている。
吉和地域では、約二十年前から栽培。近年、地元有志や経済団体などによるブランド化が進み、ジャムやアイスなど加工品への活用が広がっている。地元の銘菓や市内外のレストランでも取り入れられるようになり、知名度が高まっている。
アイリーファームでは、4月下旬から本格的に収穫を開始。5月末までの約一カ月間で約250㎏を収穫した。成長具合や味、色味ともに良好だそうだ。
アイリーファームは、ルバーブを中心とした6次産業化を進めるため、深瀬真見代表(39)が昨年4月に屋号を登録し立ち上げた。SNSを通して生産情報などを発信することで、市内外のジャム専門店やレストランなど取引先が増えているという。「ルバーブはアンチエイジングにも効果があると女性の間で人気が出てきた。独特の酸味は、デザートや肉との相性が良い。手に取りやすい加工品から味わってもらい、吉和の特産品として知ってもらえれば。地域の活気につながってほしい」と話している。
収穫期は基本、夏と秋の年に2シーズン。アイリーファームでは今夏は梅雨入りが昨年に比べ二十日間以上早かったため、6月以降の生産量の減少を懸念。6月3日現在、受注を止めている。
【アイリーファーム】
Webサイト https://iriefarm.base.shop
インスタグラム https://www.instagram.com/irie_farm_yoshiwa/
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