
広島を拠点とする女子バスケットボールチーム「広島イーグレッツ」が、2026-27シーズンから新たなスタートを切ります。姫路から広島へ拠点を移し、広島ドラゴンフライズとともに活動する女子チームとして迎える初めてのシーズン。チームは1年での昇格を目標に掲げています。
新加入の選手たちが新シーズンへの意気込みを語りました。スピードを生かした攻撃やリバウンド、ゴール下での力強いプレーなど、それぞれの持ち味を生かしながら、チームとして勝利を目指します。
「広島で女子チームができた」地元選手の思い
広島出身の三間選手は、高校時代まで広島でバスケットボールを続け、その後は県外や海外でプレーしてきました。今回、広島に戻る決断について、「高校生の時から広島ドラゴンフライズを見ていて、女子チームもできたらいいなと思っていた」と話します。
現役の間に広島で女子チームができるとは思っていなかったという三間選手。広島に女子チームができ、自身もその一員としてプレーできる環境が整ったことから、「地元に恩返しができる」という思いで加入を決めました。
広島出身のキャプテンを務める上長選手は、言葉で引っ張るよりも「プレーでいきたい」と話し、チームメート一人ひとりが最大限の力を発揮できるよう、コミュニケーションを大切にしていく考えです。
目標は「1年で昇格」
チームが掲げる今シーズンの目標は、Wリーグフューチャーからの昇格です。
そのために、リバウンドやディフェンスを強化する選手、経験豊富な選手、スピードを生かして攻撃を組み立てる選手などを新たに加えました。
新加入選手からは、チームについて「スピード感のあるバスケット」「選手同士が互いのプレーを理解している」といった印象も聞かれました。練習前後にシューティングやトレーニングに取り組む選手の姿から、日々成長しようとする姿勢も感じているといいます。
外国籍選手の加入も今シーズンのポイントです。新加入のニコル選手は日本でのプレーが初めて。チームメートについて「とても温かく迎えてくれた」と話し、広島の文化や街についても知っていきたいとしています。
チームには海外や日本国内でのプレー経験を持つ選手も加わり、それぞれの経験をチームに還元することが期待されています。

子どもたちに「ここでプレーしたい」という夢を
チームが目指しているのは、勝利や昇格だけではありません。
広島で女子プロバスケットボールチームが活動することで、子どもたちが「いつかここでプレーしたい」と思える環境をつくることも、チームにとって大きな意味を持っています。
広島イーグレッツは、広島で戦う意味を「広島プライド」という言葉にも重ねています。最後まであきらめずに戦う姿勢と、相手や観客へのリスペクトを大切にしながら、新たな歴史をつくっていきます。
【新加入選手コメント】
- ニコル・フランソン 選手 「オフェンスリバウンドやチームにエナジーを与えることが自分の強みです。日々の練習に励み、チームの勝利のために全力でプレーします」
- 志田 萌 選手「自身の強みはスピードを生かしたドライブでチャンスを作ることと、チームに勢いを与えることです。ポイントガードとしてチームを勝利に導き、まずはプレミア昇格を目指して全力を尽くします」
- サイーシャ・ゴリー 選手 「チームの中で一番年上になりますが、若いチームに経験を生かしたリーダーシップを発揮し、上のレベルへ引き上げていきたいです。勝つために自分ができる役割を果たします」
- 三間 瑠依 選手「強みはリバウンドやゴール下での力強いプレーです。海外でのプレー経験を生かし、献身的なプレーでチームを支えたいと思います。地元・広島でプレーできることに感謝し、勝利に貢献できるよう頑張ります」
- 上長 美菜 選手(キャプテン) 「一人ひとりが最大限の力を発揮できるよう、チーム内のコミュニケーションを大切にしていきます。全員でベクトルを合わせて勝利を目指します」
広島を拠点とする初めてのシーズン。地元出身選手を含む選手たちが、どんなバスケットボールを見せるのか。男子の広島ドラゴンフライズとともに、広島のバスケットボールを盛り上げる存在として、これからの歩みに注目が集まります。
