ライター/三次 真紀
中区舟入幸町、住宅地の一角にオープンした「ten crepe」。見た目のポップさからSNSでも話題になっていますが、魅力は“映え”だけではありません。20種類を超えるバラエティーに富んだメニューは目移りするほど。
何度も通いたくなる、そんなクレープ屋さんをご紹介します。
自慢の生地はカリッ&モチッ
特徴的なクレープ生地は外はカリカリ、中はモチモチ。3ミリ弱の生地でこの食感を作っています。オーダーを受けてから一枚一枚丁寧に、時間をかけて焼いていきます。気候や温度、湿度などを加味しながら、2~3分じっくりと火を通します。
素早い動きで生地を広げると、小麦のほのかな香りとバターの甘い香りが立ち上ります。表面がプツプツとサインを出し始めたら裏返しし、表面をパリッと仕上げます。無駄のないスマートな動きは職人技。
スイーツ系からフード系まで。22種類の充実ラインナップ
フランス発祥のクレープ。その歴史は古く、あのナポレオンもクレープを使った占いをしていた…なんて逸話があるほど、昔から愛されているスイーツです。日本では1970年代に原宿で販売され、その人気は一気に広まりました。
前置きが長くなりましたが、その長い年月を経て、時代は移り変わり、「映え」といわれるアイテムが出始めた今でも…一番人気は「チョコバナナ&生クリーム」なのです!おいしいものに理由はない。なんだか嬉しく感じます。
もうひとつ大人気なのが、イチゴの果肉をたっぷりとくるみ、バニラアイスをトッピングした「苺のアフォガード」。生地の温かさでじんわりと溶けるバニラアイスが全体を包み込み、甘さと苺の酸っぱさが、最後まで飽きさせません。
紹介した人気のツートップ、「チョコバナナ&生クリーム」、「苺のアフォガード」のほかにも、ほろ苦く香る抹茶白玉とあずきの「抹茶白玉のあずきクリーム」(600円・税込)や、「塩あずきバター&生クリーム」(500円・税込)などもおすめ。がっつり食べたい方には「照り焼きチキンステーキ」(620円・税込)などもあります。
また、生地を楽しみたい方におすすめなのは、シンプルな「塩キャラメルバター」、「メイプルバター」、「ブラウンシュガーバター」(各400円・税込)などもありますよ。
季節のフルーツやカスタードクリームのトッピングも
各クレープには、トッピングも追加できます。季節のフルーツやアイスクリーム(バニラ・抹茶・ストロベリー)、クリームチーズ、クルミなど様々な種類を用意。あなた好みのトッピングで世界に一つのクレープを作ってみるのもいいですね。
生クリームからカスタードクリームへの変更は無料となっているので、「チョコバナナにはカスタードクリームでしょ」というあなた!はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
イートインスペースはなく、テイクアウトのみですが、店内に入りゆっくりと選ぶことができるので、1人でも気軽に入れます。「頼むのが恥ずかしいから」なんてことはありません。どこか懐かしささえ感じる優しい甘さに癒されますよ。
ten crepe |
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住所 |
中区舟入幸町25-2-102 (Googleマップ) |
電話 |
082-909-9610 |
営業 |
11:30-18:00 |
店休日 |
不定休 インスタグラムでご確認ください |
駐車場 |
なし |
公式 サイト |
インスタグラム |
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