宮島細工をはじめとした宮島の工芸品などを広める「第49回みやじま特産品産業まつり」が11月11日(土)と12日(日)、宮島桟橋前広場(廿日市市宮島町)で開催されます。
宮島彫りやロクロ細工の職人による実演、杓子型はがき「通信しゃくし」の絵付け体験、近隣地域の特産品販売など、多彩な催しを展開。また、今回初めて、廿日市市立宮島小学校5年生が宮島工芸品について学習した成果を披露します。
時間は両日とも10時〜16時。主催は宮島産業振興会。
産業まつりは、宮島工芸品の卓越した芸術性や技術を継承し、現代の生活に寄り添う魅力的な商品を発掘することを目的にほぼ毎年実施しています。
宮島小5年生の児童は授業を通し、杓子、宮島彫り、ロクロ、宮島土鈴の伝統工芸を学習してきました。同まつりでは、児童が制作した伝統工芸に関するパンフレットの設置、杓子について調べた新聞のパネル掲示のほか、児童らが自ら紙芝居形式で伝統工芸を紹介します。
運営に携わる宮島町商工会の山本卓士事務局長は「昨今は職人の高齢化と減少が課題。子どもたちにイベントに関わってもらい、伝統を上手に受け継いでいきたい。また、木の温もりを感じる宮島の伝統工芸品を、たくさんの人に見て、触って、知ってもらいたい」と、広く来場を呼び掛けています。
第49回みやじま特産品産業まつり |
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日時 |
2023年11月11日(土)、12日(日) 10:00〜16:00 |
場所 |
宮島桟橋前広場(Googleマップ) |
主催 |
宮島産業振興会 |
問合 |
宮島産業振興会(宮島町商工会内) |
※画像は廿日市市産業振興課提供。
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