パラスポーツを気軽に楽しむ「インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島 2023」が広島県内で初めて、9月30日(土)と10月1日(日)に開催されます。
東広島運動公園(東広島市)をメイン会場に、周辺の4市2町で展開。障がいの有無にかかわらず、来場者が互いにスポーツを通して交流することで、共生社会への意識を高めます。参加無料。観覧自由。
9月30日は、13時30分から同公園のメインアリーナ(体育館)で開会式を開きます。湯﨑英彦県知事や、サポーターを務める広島東洋カープOBの阿部友裕さん、男子バスケットボールBリーグ・広島ドラゴンフライズの朝山正悟選手などのほか、東京2020パラリンピックに出場したアスリートらが出席。スタートからイベントを盛り上げます。
14時25分〜15時10分は、パラリンピックの正式種目・ボッチャのエキシビジョンマッチで、元日本代表の古満渉選手の解説のもとトップアスリートが対決。15時20分〜16時30分は、事前に申し込んだ参加者がインクルーシブボッチャ大会に出場します。
他会場のピースリーホーム バンブー総合公園体育館(竹原市)では車いすバスケットボール、せらにしタウンセンター(世羅郡世羅町)ではボッチャを体験できます。
10月1日10時〜15時は、東広島運動公園で12競技を体験できます。メインアリーナでは車いすバスケットボール、シッティングバレー、ボッチャ、サブアリーナではブラインドサッカー、ウォーキングサッカー、多目的広場ではフライングディスク、テニスコートでは車いすテニスが繰り広げられます。
陸上競技場では、義足のお試しレンタル「ギソクの図書館」、パラアスリートとやり投げ体験のほか、視覚障がい者体験や競技用の車いす「レーサー」の体験も。全ての競技や体験は定員制で、参加には事前申し込みが必要。空きがあれば当日参加もできるそうです。参加者には広島東洋カープとのコラボグッズをプレゼント。
他にも、野球場で行われる身体障がい者野球の試合観戦や、メインアリーナでHBG重度・重複障がい児スポ・レク活動教室の見学ができます。
また、100円均一ショップのダイソーを展開する㈱大創産業の本社(東広島市)駐車場では、車椅子ソフトボールの体験が実施されます(事前申し込み、空きがあれば当日参加可)。
呉市、三原市、三次市、豊田郡大崎上島町の会場でも、それぞれパラスポーツ競技を体験できます。
メイン会場の東広島運動公園には二日間を通して、キッチンカーや障がいのある人が使用する医療機器の展示などのブースも出店します。
イベントを取り仕切る公益社団法人広島県パラスポーツ協会の企画推進課・京條愛子コーディネーターは「これだけのパラスポーツが一堂に介すイベントは初めて。障がい者でパラスポーツに興味がある人は、このフェスタが各競技団体への窓口になる。障がいの有無に関係なく皆さんに足を運んでもらい、多様な人たちと交流してほしい」と、広く来場を呼び掛けています。
インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島 2023 |
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日時 |
2023年9月30日(土)13:30〜16:30、10月1日(日)9:30〜15:00 |
場所 |
メイン会場:東広島運動公園(Googleマップ) ピースリーホーム バンブー総合公園 体育館(竹原市、9月30日のみ) |
概要 |
イベントの詳細、事前申し込みは公式ホームページから。 |
問合 |
公益社団法人広島県パラスポーツ協会 企画推進課 |
※画像は全て広島県パラスポーツ協会提供。
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