ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ「スポGOMI ワールドカップ 2023 広島 STAGE」が7月15日に開かれ、会社の同僚チーム「AMDクリーンクラブ」が優勝しました。
10月9日(月)開催の日本予選(東京都)に出場し、21カ国の代表が競う「スポGOMI ワールドカップ 2023 in Japan」への出場切符を狙います。
同イベントは、海洋ごみ削減に向け全国各地で清掃活動を実施する日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の事業の一環。〝スポGOMI〟は一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都)が考案、運営しています。
広島STAGEは20チーム60人が参加。袋町公園(広島市中区)をメイン会場に、周辺一帯のごみを制限時間六十分間で拾い、種類・重さに応じて設定されたポイント数を競争。AMDクリーンクラブは約7㎏のごみを集め、1424.4ポイントを獲得。2位に99ポイント差をつけました。
同クラブは、生活雑貨などを製造、卸売りするアイメディア㈱(同市東区)の有志3人が、昨年5月に結成。月2〜4回、朝の7時から会社周辺の清掃活動に取り組んでいます。
メンバーの汐月康則さんが「地域に何かできることはないか」と考え、無人駅のトイレ掃除を四年前から始めたのがきっかけ。汐月さんは「掃除後、目に見えてきれいになると気持ち良い。やりがいを感じるし、自己肯定感が高まる」と、活動の魅力を話します。
10月開催の日本予選に向け「出場するからには世界一を目指す。スポGOMIはチームワークや体力、メンタルを強く持つことが大切。日々の生活を通して大会までに整えていきたい」と意気込んでいました。
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