廿日市市の宮島芸能保存会が「宮島踊りの夕べ」を8月17日(木)と18日(金)、開催します。
約500年前から伝わるという「宮島踊り」、明治時代に加わった振り付け「すずめ踊り」を披露し、最後は島民と国内外の観光客が一体となって踊ります。
両日とも19時30分〜21時で、場所は嚴島神社御笠浜。
宮島踊りは、海で溺れた海賊たちの霊を鎮めるための「念仏踊り」として始まったそう。手を上下に動かしながらゆっくり移動する、シンプルな踊り。同会の山村ゆう子さんによると「正確には分からないが、動作は500年前から変わっていないのではないか、と伝わっている」と説明します。
宮島踊りの唄「宮島八景」を三味線で奏でるのは、宮島学園の児童・生徒。二日間でのべ19人が練習の成果を発揮します。宮島杓子を持って踊る「杓子踊り」やアンパンマン音頭も繰り広げます。
山村さんは「500年前の人も、おそらく同じ場所で同じ踊りをしたはず。タイムスリップしたような不思議な時間を過ごして」と、たくさんの参加を待っています。
また、同会は後継者不足が課題だそう。興味のある人の問い合わせを随時受け付けています。
宮島踊りの動画はこちら↓
宮島踊りの夕べ |
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日時 |
2023年8月17日(木)、18日(金) 19:30〜21:00 ※17日が雨の場合、18日のみ開催。 |
場所 |
嚴島神社 御笠浜(Googleマップ) |
演目 |
・宮島八景の唄に合わせて踊る「宮島踊り」「すずめ踊り」 |
主催・問合 |
宮島芸能保存会 |
※写真は全て、宮島芸能保存会提供。
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